ある晩のこと、突然近所の人が家にやってきました!
話をしたこともない相手だったので、何事かとビックリしていると・・・。
「今!お宅の車!!駐車場で当てられたみたい!!!」
と、言って、現場に連れて行ってくれたのですが・・・。
隣の車にドアが当たっちゃう事故って、結構あるんですよね(;´∀`)
自分が当ててしまった時は、誠心誠意対応するとして、当てられてしまった時はどうしたらいいのでしょうか!?
隣の車にドアをぶつけられたらどうする?警察に連絡?
警察に連絡する
自分の愛車に、突如見知らぬ傷がついていたら、どうすればいいのでしょうか?
正解は、「警察に連絡する」です。
もしもぶつけた相手がわかっていて、メモなどで修理を申し出ているような場合には、そちらにも連絡が必要ですね。
すでに加害者側で、警察に連絡を取っている可能性もあります。
たとえ、ぶつけた相手がわからなくても、必ず警察に連絡をして来てもらいます!
そして、事故証明を取りましょう!!
車の修理に保険(加害者側のものであっても)を使う際や、万が一裁判にもつれ込んだりした場合にも、事故証明が必要になりますよ。
また、警察が現場に来てくれるまで、少し時間があるはずです。
後で聞かれたときに、できるだけ正確な受け答えができるよう、発見した時刻や場所、状況などをメモしておくと良いですね(^O^)
相手の車のナンバーや免許証の内容を控えたり、できれば写真も撮っておきましょう。
実は私、先日交通事故を目撃してしまいましたΣ(゚Д゚)
近くの人が、被害者を道路わきに運んでいる間に、私が救急車を要請!
加害者が警察に連絡し、目撃者には事情聴取のため、その場に残って欲しいと言われました。
自分では落ち着いて行動しているつもりでしたが、実際にはそんなことはありません・・・。
警察への受け答えは、しどろもどろ(T_T)
事故を見たショックで、その直前の記憶が、すっぽり抜けてしまっていたのです!!
家に帰っても、一緒にいた家族と何度も現場を思い返し、不安になるばかり(^_^;)
誤って加害者に不利な証言をしてしまったのではないかと、警察に電話を入れたしましたが、特に影響はなかったようで、良かったのですが。
隣の車にドアをぶつけられることも、警察沙汰に巻き込まれることも、日常的にあることではありません。
ショックや怒りで、正しく記憶できていないと、後で困ります!
スマホなどが手元にあれば、見つけたキズの写真も残しておくのが賢明です(^-^)
保険会社に連絡
自分が加入している保険会社にも連絡を入れます。
相手方に100%責任があるとしても、当事者同士では、感情や経済的な負担などが絡んで、なかなか話が進まないこともありますよね。
そういうときも、保険会社間で手続きの話を進めてもらえるので、安心です!
また、加害者がどうしても見つからない場合などは、自費での修理も考えないといけないでしょう。
車は、一見小さなキズでも、高額な修理費がかかることもあります\(◎o◎)/!
補償内容は、加入している保険プランなどにもよりますが、一度相談してみるに越したことはありません。
なお、保険会社に事故の連絡・相談をするだけでは、保険等級は下がりません!
修理費は加害者に請求できる?
相手がわかっている場合
ぶつけた相手がわかっていれば、もちろん、修理費を請求することができます!
ドアの開閉で、とまっている車に傷をつけるのは相手の過失。
その点をはっきりさせるためにも、事故証明を取っておくのが大事になってきますね(^O^)
相手が加入している任意保険を利用するケースなら、保険会社間のやり取りで修理までスムーズに話が進むでしょう。
相手が保険を使わず、加害者とこちらの保険会社とのやり取りになる場合は、相手の主張などによってちょっと時間のかかる場合もあります。
相手がわからない場合
残念ながら、キズをつけた相手が見つからない場合は、自費もしくは自分の加入している保険から費用を出して修理することになります。
運転中の接触ならば別ですが、駐車場にとまっている車同士の場合、刑法違反とはなりません。
民事不介入を掲げる警察の捜査は、期待できない場合がほとんどです(T_T)
車に傷がなかった場合の対応はどうする?
隣の車にドアをぶつけられたんだけど、車に傷が見当たらない場合。
お互い、不幸中の幸いですね。
相手がすぐに謝ってくれたら、あなたの気持ちも落ち着くでしょう(^-^)
ただ、謝らないばかりか、「そっちのとめ方が悪い」などと言いがかりをつけてくる相手もいないわけではありません。
相手が顔見知りの場合、ご近所トラブルにでも発展したら面倒です。
もしも今後トラブルになりそうな時は、警察に事故の連絡をしておくといいかもしれませんね。
ちょっとした抑止力になるのではないでしょうか。
まとめ
隣の車にドアを当てられてしまったら、状況を確認して、まずは警察、そして保険会社に連絡を入れましょう。
きちんと保証してもらうためには、多少面倒でも正規の手続きを踏んでおく方が自分のためです。
たまたま相手が悪かった、というケースもなくはありません。
わが家でも、相手の不注意で運転中事故にあったことがありましたが、加害者に「仕事上不利になるから会社に報告したくない」とごねられて保険が使えず、長期間十割の実費でケガの治療をしなければならないことがありました。
保険会社が粘り強く対応してくれたため、最終的には保険を使うことができましたが、あれよあれよと貯金残高が減っていくので気が気ではありませんでした(^^;)
また、自分が当ててしまった場合も同じです。
その場の当事者間で修理不要となり安心していたら、後日人身事故として警察に届けが出されたという悪質なケースもあるようです。
「家に帰ったら手洗い・うがい」をするように、「車がぶつかったら警察・保険会社」ですね!
さて、冒頭の、わが家の当てられたらしい車はどうなったでしょうか??
実は、その方の勘違いで、別のお宅の車でした(;´∀`)
もう夜も遅かったので、日を改めてそちらのお宅にお知らせに行ったところ、すでに修理の約束ができているので心配ないとのことでした☆
お客様からのクレームはお得意様を作るチャンス、なんて言いますが、スマートな事故対応はむしろ相手の心証を良くすることさえありますよね(*^_^*)
ドアを当てられた時は、ついカッなってしまうこともあります。
ですが、お互いに、自分が逆の立場だったらということを考えて、気持ちよく行動できたらいいですね!