あなたは、夫婦の会話が十分足りていると感じていますか?
私は少し前まで全然足りていませんでした。
夫はおしゃべりな方ではないし、仕方ないかなと諦めかけてしまっていたのですが、夫婦で会話がないことが離婚の危機があると知り、少しずつ改善するように気を付けてきました。
私のように夫婦の会話がなくて寂しいと感じていたり、離婚の危機を感じる奥さんは、結構多いようです。
今回は、夫婦の会話がない原因、夫婦の会話を増やす方法、会話がない夫婦は離婚する危険が高いのか?ということについてまとめましたので、是非参考にしてみてくださいね。
夫婦の会話がない原因!
まずは、なぜ夫婦の会話がないのか、その原因をいくつか挙げてみます。
1.共通の話題がない
夫は朝から晩まで外で働き、自分はその間家事をして、夫が帰ってきたらご飯やお風呂を済ませてもう寝るだけ。
そんな生活をしていると、どうしても共通の話題がありませんよね。
子どもがいる家庭では、悩みごとがある時には相談したり報告したりすることもあると思いますが、何も問題なければあえて話さないことも多いと思います。
会話らしい会話がないまま、眠ることになる日も多いのではないでしょうか。
2.分かり合うことを諦めてしまう
一緒に暮らし始めて間もない頃は、お互いの習慣が違うことなどを指摘し合い、夫婦で心地よく暮らしていけるように話し合うことも多かったのではないでしょうか。
例えば小さいことですが、
- 使った物をどこにしまうか
- エアコンの温度
- いただきますやごちそうさまをちゃんと言おう
など気になることはお互いに伝え合っていたと思います。
それが年数が経つと共にだんだんと、
- 言っても直してくれない
- 、何度も言うと逆切れする
という風に変わっていき、口に出さずに我慢したり、諦めてしまったりするようになります。
3.他の人と話す方が良くなる
- 子どもがいればママ友
- パートをしていればパート仲間
- ご近所付き合いが深ければご近所の人
などとたくさん会話をすることで、旦那さんと会話するより楽しくなっていく人もいると思います。
ママ友であれば子どもの話題が豊富ですし、幼稚園や学校の情報はとても貴重です。
旦那さんの話題になることも多いでしょう。
パート仲間とは、まず仕事内容の話題がありますし、もし世代が同じであれば盛り上がる話題がたくさんあります。
反対に、過ごす時間が短く違う生活をしている旦那さんとは毎日話す内容がない上、自分の周りで起きた面白い話などは、既にママ友やパート仲間に話して満足しているので、もう旦那さんに話そうという気は起きないかもしれません。
夫婦の会話を増やすには?
では、夫婦の会話を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
それはやはり、「あえて増やそうと努力すること」です。
恐らく何も考えずに過ごしていけば、先ほど紹介したような様々な理由で自然に夫婦での会話は減っていきます。
そこで、私が実践した方法は3つです。
1.一緒にドラマを見る
子どもが産まれてからは忙しくて一緒にゆっくりテレビを見る時間が取れていなかったのですが、面白そうなドラマを見つけて録画しておいて一緒に見るようにしました。
毎日は無理ですが週に1つか2つ一緒に見るようになると、
- 恋愛ドラマでは感想を言い合ったり
- 刑事物では先を予想し合ったり
とかなり会話が増えました。
2.新しいお酒を飲む
私たちは夫婦2人ともお酒を飲むのが好きです。
付き合い出した頃はお酒を飲みながら語り合ってとても楽しかったのですが、年数が経ってくると一緒に飲むのはただの日常で、お互い好きなタイミングで缶ビールを飲むという感じでした。
でもそこで新たにウイスキーを買ってみて、炭酸水やコーラやジンジャエールを買ってきて、色んな割り方で飲んでみました。
また、旅行したことのある土地の日本酒を見かけたら買ってきて、思い出を話してみたりもしました。
生活に少しでも変化を付けることで、自然と会話が弾んで嬉しかったです。
スイーツや珍味、物産展のグルメなど、好きなものなら何でも良いと思います。
3.断捨離をする
これは雑誌に載っていたので実践しました。
部屋が片付き、会話が増えるので一石二鳥です。
自分の物は勝手に処分できますが、旦那さんの物や2人の物は、会話なくしては処分することができません。
我が家の場合、今は全然着ていない服を仕分けしている時、
「もう若作りだよ」
「これ高かったんだよ」
「これまだ着れるかな」
「やばい、きつくて履けない(笑)」
など楽しく会話をしながら断捨離していきました。
大がかりな断捨離でなくても、一緒に物を片付けることが楽しいということが分かったので、これからも定期的にやっていきたいと思っています。
会話がない夫婦は離婚する危険が高い?
会話がない夫婦は離婚する危険が高いというのは、よく言われていることです。
始めはただ会話がないという小さな問題だったはずが、だんだんと色んな問題に発展していく可能性があるのです。
どういうことかと言うと、
- 会話がないことでお互いのことがどんどん分からない、知らない状態になり、それが当たり前になる
- 会話をすることが特別なことになる
- なるべく一緒に過ごさないようになる
- 他に安らぎを求めるようになる(浮気など)
- 元の夫婦関係に戻れなくなってしまう
こんな風に会話がないことでどんどん夫婦の距離が開き、もちろん悪いケースとしてですが、寂しい気持ちを埋めるために浮気をしてしまったり、その先には離婚が待っているということもあります。
そうならないためには、結婚して年数が経っても夫婦での会話を大切にしていきたいですね。
まとめ
- 夫婦の会話がない原因
- 夫婦の会話を増やす方法
- 会話がない夫婦は離婚する危険が高いのか?
ということを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
結婚して何年も経つと、慣れや諦めの気持ちが大きくなり、ついつい会話が減っていってしまいがちです。
でも、あるアンケートによると、自分たち夫婦が円満だと思っている夫婦は1日の会話の平均時間が80分であるのに対し、不仲だと思っている夫婦の会話時間は27分だったそうです。
それだけ円満な夫婦と不仲な夫婦では、会話をしている時間に差があるということなのですね。
頑張って無理に会話をしようとしても疲れてしまいますし不自然ですが、今回紹介したような、一緒にテレビやお酒を楽しむことや断捨離であれば、やって損はないと思います。
そしてさらに会話だけでなくコミュニケーションとして、スキンシップも心掛けてみてはいかがでしょうか。
いつまでも夫婦での会話を楽しんで、仲の良い関係を続けていけるといいですね。