「主婦」と言われると、なぜか暇なイメージを持たれていることが多いですが、いざ、やってみるととんでもない！
洗濯をして、何度も洗い物をして、掃除をして、献立を考えて買い物に行き、料理をする。
また洗い物をして、片付けて…
そこに育児なんかが加わるともう大変！
あっという間にへとへとで１日が終わりますね。
でも、そんな毎日の繰り返しがなんとなく嫌で、時間を上手く活用して資格が取りたいと思っていませんか？
今は子育てに必死でも、いつか復職する時のために何か武器になる資格が欲しい、など思いはありますよね。
でもどんな資格が役立つか、三日坊主にならないか、費用が意外とかかるのではないか、などなかなかハードルが高いのも事実です。
今回はそんな忙しい主婦の方の資格取得についてお話しします。
忙しい主婦におすすめな資格勉強法！
筆者も産休中に簿記を、また子育てと時短勤務をしながら保育士を取得、そして今でも定期的にTOEICを受験しています。
忙しい主婦が上手に時間をやりくりして合格を勝ち取るコツは、ズバリ、「信頼できそうな参考書と問題集を１〜２冊に絞って、とことんやり抜くこと」です。
信頼できそうな、は正直カンでも構いません。
本屋に行って、「１番人気」を買っても良いですし、イラスト付きや片手で読みやすいポケットサイズなど、あなたが気になったものでOKです。
その気になったものを、できれば、知識を得る用の参考書と問題を解いていく問題集、１冊ずつ。
試験前になればなるほど数をこなしたくなりますが、問題を多く解くより、繰り返し同じ問題集を解き、解き方や知識を深めていったほうが、合格に繋がりやすいです。
筆者は試験の難易度にもよりますが、参考書を１周したら、一回問題集を解いてみる、そこで苦手な分野、理解が追いついていない部分を、再度参考書を読み返します。
そしてまた同じように問題集を解き、今度は解説まで読み込む。
あてずっぽうではなく、きちんと根拠に基づいて問題が解けるようになってきたら、点数が上がるように、得意な分野を広げ、知識を深めましょう。
問題集を全て解き終えても、時間とやる気が残っている場合はもう１周しましょう。
試験直前であれば、問題集を何周もしている場合に限り、模擬試験形式の問題集をもう１冊増やしても良いと思います。
その問題集を試験と同じ時間配分で解いてみてください。
そして、勉強時間は「毎日○時間」と決めるよりも、「○ページまでを１週間かけてやる」と内容を落とし込んだものにするほうが良いです。
忙しい日々を送っていると、勉強に割く時間がなくなる日も当然あります。
その勉強できなかった日があることでやる気を削がれると三日坊主につながるので、時間のあるときにやり貯めておく、またはできなかった時を挽回できるように、範囲と期間を決めて効率よく学習していくことをお勧めします。
また、三日坊主が怖い方は、なるべく早めに受験申し込みをしましょう。
試験を受験するだけでも受験料がかかります。
受験料を払うだけでも、気の引き締まり方が全然違います。
「ある程度勉強できたら受験してみる」ではなく、「受験申し込みが終わったから必死で勉強する」方が、頑張れますよ。
子育て中の主婦は勉強の時間や費用をどう作る？
子育てをしているとさらに時間は限られますね。
小さいお子さんを子育てしている場合はお子さんが起きている時間はまず勉強時間は捻出できないと考えましょう。
言語系の試験を受験する場合は、子育てしながらCDを聞いて耳慣らし程度にはやっておくのは効果的です。
でも、勉強机に向かうのは、基本的にお昼寝とお子さんが寝てからが勝負です。
限られた時間しか捻出できない場合はしっかり試験までのスケジュールを組み、長期間で挑戦するのも一つでしょう。
筆者が受験した保育士試験は３年間は合格科目が有効なので、「今年は３科目受かるように勉強する！」など、決めた科目を集中的に行い、期間を分散するテクニックも活用しました。
費用は上記の通り、参考書類はなるべく多くのものに手を出さず、コストを押さえましょう。
また、最近流行しているフリマアプリや中古本屋でも参考書は種類豊富に手に入ります。
中古に抵抗がない方は安価に購入できるのでお勧めです。
ただし、試験は範囲が変わったり、傾向が変わったり、内容が変わることも多々あります。
できれば発行年は最近のものを選んでください。
主婦に人気な社会復帰に役立つ資格とは？
資格取得で気になるのは取得して使えるか。
ここでは一例ですが、お勧めを紹介します。
簿記試験
難易度が選べ、短期間で合格できるものがある一方、時短勤務やパート勤務でも重宝され、復職に有利な経理業務を理解できるのでお勧めです。
TOEIC
英検など合格不合格があるものと異なり、これは点数を積み上げていく試験です。
とりあえず腕試しで受けて見て、勉強して、点数をあげていくと自然にテクニックやスピード感にもなれ、達成感が得られます。
英語はどの職種でもできるに越したことはないですし、一定の点数を取ることで企業からも一目置かれるスキルになります。
MOS（マイクロソフト オフィス スペシャリスト）
事務業務などパソコンを使用する業務が多い場合、MOSを取得しているとパソコンスキルがあることをアピールできます。
ワードやエクセルなどマイクロソフトのツールも時代によって改良されて行くので、その変化について行くためにも、（ついていけることを証明するためにも）こちらの資格はオススメです。
パソコンを使った業務がご無沙汰の方が思い出すのにもとてもちょうど良いですよ。
以前していた仕事につながる資格
- 不動産系なら宅建
- 接客系なら販売技能検定
など、経験と資格を両方持っていることで就職はぐっとしやすくなります。
まとめ
忙しい主婦生活。
それでも、勉強するボリュームと範囲を決めて、理解する参考書も１冊に絞るなど効率化を測ると短時間、低コストで合格は可能です。
また、資格はやはり就職の際に大きなアピールにもなります。
自分の将来やりたいことを考え、それに近いものを受験してみましょう。
1回で合格しなければならない、ということはありません。
ご自分のペースで、スケジュールの中でしっかり計画して、準備をして合格を掴み取ってくださいね。
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