家事や子育て、いろいろなことで疲れたとき、スイーツがやめられないですよね~。
頑張った自分へのご褒美に、友達と美味しいスイーツを食べに行くことほど幸せなことはないと思います!
でも、ストレス発散のための甘いもののドカ食いは危険です。
やめようやめようと思って、やめられない体験をしたことがある方も、たくさんいらっしゃると思います。
私も、何度も甘いもの断ちダイエットを試みましたが、ことごとく失敗してきました。
甘いものの誘惑は、恐ろしいですよね~。
この記事では、スイーツがやめられない理由と、正しく甘いものを断つ方法をご紹介いたします。
主婦がスイーツをやめられないのはなぜ?
“砂糖依存症”という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それは、ただ単にスイーツは美味しいから食べたくなるといった次元のことではないのです。
砂糖には強い中毒性があり、多く摂取することで、砂糖なしではいられない体質になってしまうということなのです!
砂糖を摂取すると、脳内にドーパミンという神経伝達物質が大量に放出されて、麻薬を摂取するのと同じくらいの快感を感じるようになり、体がもっと糖質を欲してしまうようになるというのです。
怖いですね~!!
そして、頻繁に糖分を摂取しているうちに耐性ができて、少しの糖分では満足できなくなってしまい、禁断症状が出るくらいになってしまいます。
だから、衝動的に異常な量の甘いものをバクバクと食べてしまったり、甘いものを食べていないとイライラするような感覚になるのですね。
たしかに、何か嫌なことがあってイライラした時に、チョコレートを食べたりすると気分が晴れてスッキリしたりすること、ありますよね。
ただ美味しいだけでなく、脳を刺激する作用が働いているというのも、納得できます。
また、食後のデザートは別腹、とよく言いますよね。
いくらお腹いっぱい食べても、甘いものを見ると食べたい欲が出てくるので、本当に驚きます。
それは、食事を摂取して血糖値が上がると、インスリンが分泌されて血糖値を下げようとするため、下がった血糖値をあげようとする作用が働く時に体が糖分を欲してしまうということなのです。
しかし、当然ながら砂糖の摂りすぎは多くの健康被害を招きます。
肥満や糖尿病などの生活習慣病はもちろんのこと、砂糖の摂りすぎが心臓病を招くことも証明されています。
また、糖分を過剰に摂取すると血糖値のアップダウンが激しくなるため、疲れやすい体になってしまいます。
やはりなんとかして、甘いもの依存という負のスパイラルから、抜け出したいですね!
つい甘いお菓子を食べてしまうのをやめる方法!
依存性の強い砂糖を効率よくやめるやめには、ただやみくもにガマンしてもだめですよね。
私も、これまで何度甘いもの断ちに失敗したかわからないくらいです!
ではどうしたら、ついつい甘いものに手が伸びてしまう悪習慣から抜け出すことができるのでしょうか。
- 三食しっかり食べる
栄養バランスの取れた食事を三食きっちりとることで、体内の血糖値が安定し、甘いものへの欲求を抑えることができます。
- 清涼飲料水を飲むのをやめる
ご存知の方も多いと思いますが、スポーツ飲料やジュースなど清涼飲料水には、大量の砂糖が含まれています。
清涼飲料水を頻回にとり糖分を摂取しすぎることが、砂糖中毒を招いていしまうということです。
- 市販のおやつではなく、手作りのおやつを
市販のお菓子類も、過剰に砂糖が含まれてしまっています。
同じ甘いものでも、手作りにすることで砂糖の量を調整することができます。
- ストレスを発散する別の方法を見つける
甘いものを衝動的に欲してしまう原因は、ストレスや不安からくるものなので、甘いもの以外に楽しいと思えること、心が喜び落ち着くことを探しましょう。
運動や音楽、友達と話をするなどでもよいですし、打ち込める趣味などがあったらよいですね。
- 体をリラックスさせる
ヨガや、入浴などで体をリラックスさせると、甘いものへの欲求を抑えることができます。
私も、ヨガで心身ともにリラックスする方法を知ることができて、以前より甘いものに走ることがなくなりましたよ!
- 甘いものは質より量
安価なお菓子をたくさん食べるのではなく、自分へのご褒美においしいチョコレートを一粒食べてみると、心も満たされると思います。
砂糖断ちが健康にもたらす効果とは?
先ほど、糖分の過剰摂取による健康被害をあげさせていただきましたが、正しく甘いものを控えることができたら、以下のような健康への効果が期待できます。
- 体重が減る
- 糖尿病予防
- 疲れにくくなる
- アンチエイジングにつながる
- 肌がきれいになる
- 花粉症などアレルギー症状が緩和する
- 気分の上下が少なくなり、心が安定する
- ストレスに強くなる
甘いもの断ちは体にとって良いことだらけですね!
甘いものを頻回に摂取していた人が甘いもの断ちを始めると、最初はストレスがたまると感じると思います。
しかし、4~5日もすれば体が慣れてきて心も安定してきますので、ぜひ取り組んでいきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スイーツがやめられない原因と、甘いものを断つ方法について書かせていただきました。
まとめますと、
- 甘いものを摂取するとドーパミンが放出されて脳に刺激を与えるようになる
- 甘いものには中毒性がある
- 甘いものを断つために、バランスの良い食事を三食しっかり食べて、血糖値を安定させる必要がある
- 清涼飲料水や市販のお菓子など、砂糖を多く使う食品を避ける
- 甘いもの以外のストレス発散方法を見つける
- ヨガや入浴で体をリラックスさせる
- 大量のお菓子ではなく、少量で質の良いスイーツを食べる
ということになります。
自分自身を振り返ってみても、仕事や子育てでたまったストレスの解消法がわからなかったときは、手に届きやすいコンビニのお菓子などに走ってしまっていたのだな~。と思います。
私の場合は勇気を出してヨガを学んでみてから、ずいぶん変わったなと実感しましたが、それぞれに合ったストレス発散方法がありますよね。
毎日少しの時間でもよいので、自分をいたわりリラックスする時間を作れたら、甘い物以上に心が満たされるようになると思いますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。