「最近、足が痒いんだよね」
言われて覗いてみると、旦那の足の皮がペロッとむけている・・・!!
(・・・それって、水虫じゃないの!?)
はだしで歩く床も、気にして足を触っていた手も、急にキケンなものにしか思えなくなってくる・・・(; ・`д・´)
それなのに、それなのに!!
気になっているくせに、どうして病院にいかないのでしょう!?
次の日も、またその次の日も、
「なんか、足が痒いんだよね」というばかり(◎_◎;)
どうして男の人って、水虫を放置しちゃうんでしょうか!
旦那が水虫を治さないのは、どうして・・・??
旦那が水虫を治さない理由は?
水虫になって、気づかない人はまずいません。
その上、仕事に就いている人であれば、長時間通気性の良くないビジネスシューズを脱ぐことができないケースも多いでしょう。
世の中の旦那さん方も、決して「水虫を治したくない」わけではないはずです。
それでは、なぜいくら言っても治してくれないのか・・・。
表面的にはただ面倒がっているようでも、そこには、旦那さんなりの理由があるはずです!
痒くない
水虫に感染しても、全員に痒みの症状が出るわけではありません。
多少見た目が不健康そうでも、痒みのような不快な症状がなければ、水虫の治療は後回しにされがちです。
皮膚科の空いている時間に通院できない
皮膚科の休みと、自分の休みがかぶっている人の場合、通院はむずかしくなります。
早く治してほしい妻としては、「それじゃあ、休み時間に行けばいいのに!」と思うかもしれませんね。
しかし、休憩時間すら病院の休み時間とかぶっていることも多々あります(-_-;)
そうでなくても、限られた時間内に、行って帰ってくるのはなかなか大変です。
仕事が忙しくて、休み時間を細切れに取らざるを得ない場合もあるでしょう。
上司が理解のある人であっても、「水虫なので仕事の途中で病院に行かせてください」というのは、ちょっと言いにくいかもしれませんし・・・(;´∀`)
体力的に難しい
水虫は、「水虫」という虫が原因ではありません。
白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が寄生して起こる感染症なのです。
白癬菌がエサにしているケラチンというたんぱく質は、私たちの皮膚の角質や、毛や爪に多く村存在しています。
水虫になったのは、足が蒸れても、がんばって働いてくれているからこそ!!
白癬菌の侵入を許すくらいですから、免疫力も落ちているかもしれません。
つまり、多分、旦那さんはお疲れです。
体調が悪い、体が重いような時、「やらなきゃなぁ・・・」と思いながらいろんなことを後回しにしたくなるのは、私たちも同じですよね。
しっかり休養を取って、体力が回復すれば、水虫と向き合う余裕も出てくるかもしれませんよ♪
別なことに気を取られている
不快な水虫よりも、さらに気になっていることがあるのかもしれません。
仕事のことかもしれないし、別のことかもしれませんが、とにかく水虫よりも気になることがあるのです。
そんな時、旦那さんにとって、水虫はささいな問題でしかありません。
水虫の治療なんて、後回しにされてしまうでしょう。
旦那に水虫の治療を受けさせるには?
旦那さんに水虫を治してもらうためには、旦那さん自身が「まず、水虫をどうにかしなければ!」と思ってくれなければ困ります。
私も、旦那が水虫になると、
- 「汚いから」
- 「うつされたくないから」
とついつい自分本位で声をかけてしまったりしますが・・・。
それで、治療に前向きになってくれることはないですよね(;^ω^)
ここは、グッと気持ちを飲み込んで、声のかけ方を工夫してみませんか?
「それ、水虫じゃないかもしれないね!」
水虫に似た、他の皮膚炎の可能性も十分あります。
中には、水虫にかかったことが気恥ずかしくて通院をいやがるシャイな旦那さんもいるかもしれませんね。
でも患部に白癬菌(はくせんきん)が見つからなければ、「水虫」ではありませんΣ(・ω・ノ)ノ!
実は、私も足の指のまたに痒い湿疹ができてしまい、皮膚科にかかったことがあります。
まだ若かったので、待合室で待っている間も、先生に「水虫だね~」と言われてへこむ自分を想像しては、ため息が出たものです(;´∀`)
しかし、顕微鏡で見ても白癬菌は見つからず。
めでたく、私の水虫疑惑は晴れたのでした!!
「合わない市販薬を使うと、余計に痒くなることもあるんだって!」
別に、脅しているのではありません(;^ω^)
だって、本当のことなんです!
水虫の人が、市販の水虫薬を使っても、体質に合わないとかぶれてひどくなることがあります。
本当は水虫ではない人が、市販の水虫薬を使っても、同じようにかぶれる恐れもありますし、そもそも治療効果が期待できません。
その結果、症状が悪化して、更にかゆみが強くなることも十分考えられます(T_T)
「水虫も、早く治療を始めるとすぐ治るらしいよ」
これも本当です。
水虫は、初期の内に治療を始めれば、早期に治すことが可能です(^^♪
しかし、水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)は生き物です。
治療せずに放置していれば、ずんずん皮膚の深いところ、爪の内部にまでなわばりを広げていきます\(◎o◎)/!
皮膚表面ならば、塗り薬などで対応できますが、爪などに深く入り込んでしまうと、長期間、内服薬を使いながらの治療となって、体にもお財布にも負担が大きくなってしまいますね。
「治さないと、足が臭くなるかも」
水虫になりやすい人、なってジュクジュクしている人は、足の湿度が高い人です。
水虫が直接の原因ではありませんが、高温多湿を好む雑菌も一緒に繁殖しやすく、イヤな臭いを発することがあります。
家では気が抜けて、ちょっと足が臭いくらい気にしないという旦那さんもいます。
でも、仕事やお付き合いで足が臭うのは困るはず!!
その辺の自尊心を、ちょこっと突っついてみましょう(^O^)
「水虫って、自分の爪にもうつるんだって」
水虫が悪化すると、原因となる白癬菌(はくせんきん)が爪にまで入り込んで、爪白癬(つめはくせん)になってしまうこともあります!
すると、爪の色が濁ってきたり、爪がボロボロになったり・・・。
治療にも長い時間がかかります(-_-;)
もちろん他人にうつしてしまうリスクもありますが、同時に見た目も悪くなります。
サンダルが好き!なんてオシャレな旦那さんにもツライ症状かもしれません。
ひどくなる前に、ぜひ治してもらいましょう。
「子どもにうつると治療がむずかしいんだって!」
自分のかゆみはガマンできても、可愛い子どもや孫の苦しむ姿は見たくないもの。
水虫は、もちろん家族にもうつる可能性があります。
そこのところを、具体的にしっかり伝えましょう!
小さい子どもの場合、症状がツライのに加えて、治療のために通院するのも一苦労。
薬がないわけではありませんが、体への負担も大きくなります。
うつらないに越したことがないのは言うまでもありません!!
特に赤ちゃんの場合は、大好きなパパの歩いたところや、パパのスリッパも気にせずなめてしまうかも・・・(;゚Д゚)
それに、足の水虫が、必ず足にうつるとは限りません。
赤ちゃんは床に接している面積が広いので、いろいろと気をつけてあげないといけませんね!
水虫が家族に感染するのを予防する方法!
無事、治療を始めたとしても、完治するまで油断はできません!
しっかり感染予防をしていきましょう☆
マイスリッパを用意する
みんながスリッパをはくことで、
- うつすこと
- うつってしまうこと
の両方を予防することができます。
白癬菌(はくせんきん)は、靴下などのすき間からも漏れ出ることができるというので、スリッパでブロックするのがオススメです!
できれば洗濯のできるものがいいですね。
スリッパについた白癬菌は、洗濯で洗い流すことができますよ。
スリッパやマットを共有しない
水虫は湿ったところを好みます。
お風呂でせっかく白癬菌(はくせんきん)を洗い流しても、白癬菌のついたマットに裸足で乗ったら、台無しです!!
直接患部に触れるものは、共有しないようにしましょう。
同じ靴を連続して履かせない
革が基本のビジネスシューズは、見た目のスタイリッシュさとは裏腹に、通気性が悪いもの。
旦那さんも、湿った靴より、さっぱりと乾いた靴の方が気持ちがいいはずです!
靴は、2足以上用意して、交代で使ってもらうようにしましょう。
水虫の悪化を多少なりとも防げますし、完治した後も再発防止に役立ちます(^-^)
使わない靴には、いらない靴下に重曹を詰めたものなどを入れておくと、早く湿気を吸収してくれますよ。
最近は、見た目はビジネスシューズでも、軽い素材、通気性の良い素材を使った靴も出ています。
そういったものを検討してみるのもいいかもしれませんね♪
毎日掃除機をかける
白癬菌(はくせんきん)は感染するまでに1日~2日かかると言われています。
毎日掃除機をかけて、原因菌を除去しましょう!
毎日足を洗う
もし足の裏に白癬菌(はくせんきん)がついてしまっても、あせらなくて大丈夫!
毎日1回以上足を洗っていれば、感染する前に洗い流すことができますよ(^-^)
ただし、心配のあまりごしごし洗うのはNGです。
足についた細かな傷から、白癬菌が侵入しやすくなってしまいます!!
軽石でかかとを削るようなケアもしない方がいいですね。
緑茶で拭く
白癬菌(はくせんきん)は、水でも洗い流すことができます。
でも、もしそれだけでは不安という時は、緑茶の殺菌パワーを利用しましょう!
介護施設などでも、肌を清潔に保ってかぶれなどを予防するため、緑茶を含ませた布で体を拭いているところもあるようです。
出がらしのお茶で構わないので、心配な人は、寝る前に足を拭いておくとより安心ですね☆
免疫力を上げる
水虫を治すためにも、水虫を予防するためにも、免疫力は上げておきたいですよね!
体に良い食事をして、質の良い睡眠をとれるように意識してみてくださいね(*^_^*)
まとめ
旦那が水虫を積極的に治さないのは、それが本人にとって一番切実な問題ではないから。
また、「うつされたくない!!」という気持ちで治療を勧めても、治したいという気持ちにはなりにくいものです。
まずは旦那さんの立場に立って、ベストな声掛けをしていきましょう(^O^)
本当は、子どもを引き合いに出さなくても、妻である自分のために治療しようと思ってくれたらいいのですが・・・(;´д`)
夫婦の仲が深まるほど、相手に甘えが出てきて自分本位になってしまうことも、お互いにありますよね。
うちの旦那も、以前は具合が悪くても、痛かろうが痒かろうが、ガマンして仕事に没頭するところがありました。
仕事中に熱を出しても病院にも行かず、「とりあえず家に帰ればなんとかなると思った」とふらふら帰ってきます。
とにかく頼りにしてくれているのはわかりましたが、こちらは気が気ではありません(;゚Д゚)
ところが・・・!
子どもができたら、もうそんなことは起こらなくなりました!!
子どもにうつしたらいけないから、万が一にも働けなくなったらいけないからと、ちょっと調子が悪いと自分から病院に行くのです(◎_◎;)
わが家の場合、子どものおかげで、「健康」の優先順位はうなぎ上りのようです(笑)
水虫の治療に、重い腰を上げてもらうには、ちょっとした意識の変化が必要です。
今こそ、妻の本領発揮!
上手に誘導して、家族を水虫から守ってくださいね☆