コレクションすることが趣味な男性って多いですよね。
- フィギュア
- プラモデル
- 漫画
- 缶バッチ
- CD
- スニーカー
など、人それぞれです。
収集癖があるのは女性より男性の方が多いイメージがありますが、これは動物的な狩猟本能から来ているという説があるそうですよ。
ちょっと納得ですね。
もし夫婦で趣味が同じであればいいのですが、そういう夫婦ばかりではありませんよね。
私の夫は大の漫画好き。
子供の頃から漫画が大好きだったようで、結婚して子供が産まれた今でも少しずつ増え続けています。
対して私は漫画にほぼ興味がありませんし、しかもほとんどがスポ根系なので読む気があまり起きません。
私にとって夫が漫画を読むことに関しては全く問題ないのですが、その収納場所が大問題です。
今回は、夫のコレクションを勝手に捨てたらどうなるか、夫にコレクションを処分させる方法、コレクションアイテム整理収納術をまとめました。
旦那さんのコレクションに悩んでいる方は是非参考にしてみて下さいね。
夫のコレクションを勝手に捨てたらどうなる?
旦那さんのコレクションが邪魔だからと言って、同意なく勝手に捨てること。
これは、絶対してはいけません。
告発しなければ罪に問われることはありませんが、家族の物であっても勝手に個人の物を捨てるのは「器物損壊罪」に当たります。
例えそのコレクションがあなたの趣味と合わなくても、部屋のスペースを取られてしまっていても、勝手に捨てることは許されません。
最悪の場合、離婚に至る夫婦もあります。
反対の立場になって考えてみましょう。
旦那さんのコレクションがあなたにとってはとても邪魔だと感じているのと同じように、あなたの所有物の中で、旦那さんにとって無駄だと感じる物があるかもしれません。
それを勝手に捨てられてしまったら、当然怒りますよね。
夫婦であっても趣味などの価値観を全て共有することは難しいです。
罪になるからではなく、夫婦であっても個人を尊重し、旦那さんの物を捨てるならば同意を得ることが必要です。
捨てることに同意が得られなければ、別の対策を取るという方向に進みましょう。
夫にコレクションを処分させる方法!
では旦那さんにコレクションを処分させる為に、どのような方法があるのか、2つ提案します。
1.自分が断捨離する
もし旦那さんにコレクションを、全てではなくても処分してほしい、数を減らしてほしいと思うのであれば、まずあなたが行動を起こすべきです。
今はもう着ていない洋服、靴やバッグ、使っていない食器などを処分していくのです。
まずは自分の物を整理する姿を見せて、旦那さんにもコレクションを処分する気持ちを起こしてもらいましょう。
そしていざ処分する気持ちが起きても、愛着のある品を捨てるのはなかなか心苦しいものです。
大切なコレクションをポイポイとゴミ袋に入れてしまうのは心が痛むので、
- 身近に好きな人がいれば譲ってあげる
- リサイクルショップに持って行く
- インターネットオークションに出す
などがおすすめします。
自分が手放した物が誰かの手でまた大切にしてもらえると思えば、処分する気持ちが少し軽くなります。
2.写真に撮る
もう1つおすすめなのが、写真に撮ってから処分することです。
これは私が、娘が幼稚園で作ってきたお面などの作品を処分する時にしている方法です。
始めの頃は、せっかく一生懸命作ったのに捨てるなんてできないと思い全て取っておいたのですが、とてもではありませんが全て保管するのは無理でした。
そこで、一通り遊んだあとは、写真を撮って捨てることにしました。
とてもすっきりしますし、写真で振り返ることができるので寂しくありません。
旦那さんのコレクションの中にも、「写真に撮っておけば思い出に残るからこれは処分してもいいや」と思える物があれば、断捨離に役立つと思います。
コレクションアイテム整理収納術!
処分することができなかった物や、夫婦で同意してこれは家に残しておくと決めたコレションアイテムの、整理収納術を紹介します。
1.壁面収納
当たり前のことですがコレクションを低い棚に保管していては、膨大なスペースを使ってしまいます。
そこで、壁面収納と呼ばれる天井まであるような背の高い棚を使ってみてはいかがでしょうか。
幅や奥行など様々なサイズの棚が販売されており、収納する物や見せたいかどうかによって、扉付きや扉なしを選ぶこともできます。
大きな家具なので勇気がいりましたが、我が家では漫画の収納棚として壁面収納家具を購入したのですが、元から持っていた同じくらいの幅の低い棚に比べて倍以上の漫画を収納することができ、大変満足しています。
2.ウォールポケット
小さい物であればウォールポケット(壁にかける見せる収納)を使って飾るのもいいですね。
100円ショップでも購入できます。
引き出しに入れるとかさばってすぐにいっぱいになる物でも、壁に飾ればその分スペースが空きます。
3.実家に保管させてもらう
これは裏技です。
実家の許可とスペース的な余裕が必要ですが、コレクションの一部を実家に置かせてもらうのも1つの手です。
我が家では話し合いの結果、夫の実家に漫画を保管させてもらうことにしました。
夫が巣立った後、夫が使っていた部屋は義両親の物置き部屋になっていたので、そこに漫画を置かせてもらうことに問題がありませんでした。
必ず許可が得られるわけではないと思いますが、かわいい息子のためならば、「仕方ないな。家に置かせてあげよう」と思ってくれるご両親もいるのではないでしょうか。
まとめ
夫のコレクションを勝手に捨てたらどうなるか、夫にコレクションを処分させる方法、コレクションアイテム整理収納術を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
日頃から旦那さんのコレクションがスペースを取っていることが気になっていたり、引越しや子供の進学などで家具を買うタイミングが来るなど、旦那さんのコレクションがすごく邪魔に感じてしまうことがありますよね。
でもお伝えした通り、勝手に捨てることだけはしないでくださいね。
取り返しのつかない大きなトラブルに発展してしまうかもしれませんから。
我が家の場合、私はこんなにたくさん漫画は必要ないでしょうと強く思っていたのですが、夫としては気分によって読む作品を変えるし、これが癒しなんだから認めてくれと言いました。
私が想像していた以上に拘りや愛着があるようです。
でも娘たちの荷物が増えてきてこのままでは収納がどうにもならないと本人も思ってくれたので、シリーズのうちいくつかは実家に置かせてもらうことにしましたし、壁面収納の家具は夫が積極的に自分で組み立てました。
夫婦と言ってもお互い自分の大切な物がそれぞれあります。
やっぱり大切なのは話し合いです。
旦那さんの趣味を認めてあげた上で、きちんと処分したり、生活に支障の出ないコレクション収納を試してみて下さいね。