秋から冬にかけて急に寒くなってくると流行り出すのが病気ですよね。
特に冬の病気の代表でもあるインフルエンザは、流行り出す時期になると毎年ニュースでも予防に努めましょう、と大々的に放送されるほど厄介な病気です。
それなのにうちの旦那は外から帰ってきても手洗いうがいをしないんです!と嘆く奥様も多いのではないでしょうか?
小さな子どもがいると少しでも感染するリスクを減らしたいから、帰宅後は手洗いうがいをしてほしいのに・・・。
子どもですら手洗いうがいをしているのに・・・。
なぜ何度言っても旦那は手洗いうがいをしないのでしょうか?
その原因と対策についてまとめてみました。
旦那が帰宅後手洗いやうがいをしない理由は?
外から帰ってきてなぜ旦那は手洗いやうがいをしないのでしょうか?
理由を調べてみたところこんな声を見つけました。
- 単純に面倒くさいから。
- 仕事から疲れて帰ってきたのですぐに休みたい。
- 手洗いうがいをしてもまたすぐ色んなものを触るので、意味がないと思っている。
一番は「面倒くさい」というのが理由のようです。
確かに忙しい中やっと帰宅してほっとしたので、すぐにリラックスしたいという気持ちは分かります。
仕事着から部屋着に着替えたらソファでひと休みしたいのは妻も同じ。
でもそこを5分だけでも何とか頑張って手洗いうがいをしてもらいたい!のも妻の本音ですよね。
もちろん自分のために病気にならないようにする目的もありますが、家族を病気にさせないためにも手洗いうがいは大切です。
では手洗いうがいをしない旦那に、帰宅後手洗いうがいの習慣をつけさせるにはどうしたらよいのでしょうか?
旦那に帰宅後手を洗う習慣をつけさせるには?
「お医者さんが手洗いうがいが風邪予防にいい」って言ってたよ、と他人の言葉を利用する
男性は妻にあれこれ言われても聞いていないことが多く、同じ内容をテレビや他人から言われるとすんなり納得して聞き入れるということがあります。
妻側からしてみると少し腹が立ちますが、今回は逆にその性質を利用して手洗いうがいをする習慣をつけさせるといいでしょう。
手洗いうがいが風邪予防にいかに効果的であるか、
- テレビで医師が言っていた
- うがい薬のメーカーのホームページに書いてあった
など、信頼のおける情報を旦那さんに伝えましょう。
その時に「誰かが言ってたよ」ではなく、「お医者さんが」などの説得力のある情報を付け加えることで信頼度が上がり、旦那さんも納得して聞いてくれるようになるかもしれません。
手洗いうがいをしてから食事を出すようにする
仕事から帰宅後、お腹がすいているからすぐに晩ごはんを食べたい気持ちも分かりますが、そこは手洗いうがいをしてから食事を出すようにしてみることも一つの手です。
ただ「手を洗ってこないとご飯出さないよ!」とハッキリ言ってしまうと、言われたほうも子どもみたいな対応をされたとカチンとくるかもしれないので、言い方に注意をしましょう。
「ご飯すぐ温めて食べられるようにするから、その間に手洗いうがいしてきてね」と相手を気遣う言葉をかけつつ、手洗いうがいを促すようにするといいですね。
手洗いやうがいをしないリスク!
一見キレイに見えても実はたくさんのばい菌やウイルスがついているのが手。
人が風邪を引く8~9割は風邪ウイルスが原因であり、その風邪ウイルスは手を通して感染することが一番多いと言われています。
手は鼻を触ったり、くしゃみやせきが出そうなときに手でおさえたりしますよね。
その時に手にウイルスがたくさんついた状態となり、その手でドアノブや手すりなど、外の色んな場所を触ることでウイルスが付着。
そして別の人がそのウイルスが付いた場所を触った手で、自分の鼻などを触ることで感染が起こるようになります。
また人ののどから肺にかけての気道にあるせん毛という部分には、ウイルスや細菌が粘膜に付着するのを止める役割があります。
せん毛は乾燥状態に弱いのでうがいをすることによってのどを潤わせ、せん毛の働きを高めて風邪を防げるようになります。
手洗いもうがいもどちらもウイルスから守ってくれる効果があり、面倒くさいからとさぼってしまうと風邪を引くリスクが高まるといえそうですね。
風邪だけではなくインフルエンザやノロウイルスなどの食中毒も手からの感染が原因といわれているので、健康を守るためにもぜひ手洗いうがいを行っていきたいですね。
まとめ
- 旦那が帰宅後手洗いうがいをしないのは「面倒くさい」「疲れてるからすぐに休みたい」などの理由がある。
- 手洗いうがいをさせるために、「手洗いうがいが風邪予防に効果的と医者が言っていたと伝える」、「手洗いうがいを済ませてから食事を用意する」の方法がある。
- 手洗いうがいをしないとウイルスが付着して風邪を引きやすくなる。
インフルエンザや感染性の風邪が流行る冬場は特に、手洗いうがいをして少しでも防いでもらいたいですよね。
我が家も旦那が面倒くさがってなかなか手洗いうがいをしませんでしたが、上記の方法を続けていくことで今では子どもにも率先して教えてくれるようになりました。
なかなかすぐには定着しませんが、言い続けることで習慣化されればこっちのものなので、ぜひ試してみてくださいね。