近所の騒音に悩まされていると困っているあなた！
相談する場所は知っていますか？
騒音トラブルは健康被害にも関わる重大な問題です。
状態がひどくなる前に早めの対策をしましょう。
今回は、騒音で困っている場合の相談先と警察に通報する際の注意点をまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
近所の騒音の苦情はどこに通報・相談する？
騒音問題を相談するところは実は結構あることは知っていましたか？
場所によっては対応してくれないところもありますが、一度相談してみることをおすすめします。
管理組合（マンションの場合）
住んでいるマンションにおいて管理組合がある場合は、一度相談してみるといいでしょう。
手紙や、口頭などで注意してくれる場合もあります。
しかし、騒音の発生が明確になってからではないと実行してくれないということもあるので、しっかりと証拠を集めておくことも必要になってきます。
管理組合によっては、争いごとには巻き込まれたくないというところもあるので、あまり頼りにならない場合もあります…。
管理会社（マンションの場合）
管理人の派遣や住民が快適に過ごすことができるように、管理業務を任せられているのが管理会社です。
管理会社は、管理組合の指示に従う場合がほとんどですが、管理組合が騒音の対応に応じてくれないという場合は管理会社に直接相談してみるのも一つの方法です。
隣人
隣人に同じ騒音で悩んでいないか相談してみるのもいいでしょう。
同じく騒音に不満を抱いているとしたら管理組合に相談する時の立派な証人になりますから、一度隣人を訪ねてみてはいかがでしょうか。
市区町村公害苦情相談窓口
各自治体の相談窓口です。
騒音発生の証拠があれば自治体の環境基準や条例に基づいて適切に対応してくれる場合があります。
保健所の相談窓口
保健所でも、騒音に関する相談を受け付けてくれる場合があります。
ですが、保健所の指導については法的な強制力がないため、あくまでも注意・指導にとどまる場合がほとんどです。
このようにいくつか相談先をあげましたが、警察に相談できるの？と疑問を持つ人も多いでしょう。
警察は基本的には、民事的なことについては不介入ですが、警察署の相談窓口に相談すれば口頭での注意をしてくれる場合があります。
騒音がきっかけで、
- 傷害事件などに発展しそうになった
- トラブルに巻き込まれそうになった
などの場合は迷わず１１０番に通報したほうがいいでしょう。
通報する際の注意点とは？
警察に通報する際はいくつか注意しなければならないこともあります。
警察を呼ぶ前にできることはないか考える
警察を呼ぶ前に、自分にできることはないかまず考えてみましょう。
例えば、騒音がうるさく困っているならば
- 管理人に連絡をする
- 自分で注意できそうな場合はする
- なんらかの形で伝えてみる（手紙などをポストにいれるなど）
これらが難しいと判断した場合には、警察を呼ぶことは決して悪いことではないので警察に通報して助けてもらいましょう。
交番に連絡するのではなく１１０番に連絡する
町の交番に連絡するのではなく、できれば１１０番に通報しましょう。
騒音の場合は、一度だけではおさまらない場合もあります。
そのたびに、交番に連絡していると次第に相手にされなくなったなんてこともありえますので、騒音被害に困っている場合は１１０番に連絡したほうが今後のためでもあります。
１１０番に通報があれば、警察はその現場に行く義務がありますから安心です。
そもそも騒音はどこまで我慢するべきなの？
騒音と一口に言っても、人によっては感じ方が違いますよね。
少しの小さな音でも、気になる人は気になりますし、特に気にならないという人もなかにはいます。
では、騒音とよばれる程度はどの程度なのでしょうか。
基本的に騒音と認められる音量は
- 「昼間は５５デシベル以上」
- 「夜間は４５デシベル以上」
とされています。
昼間の５５デシベルというのは、普段人の話す声やお風呂の排水音などです。
夜間の４５デシベルというのは、エアコンの音などの音量です。
なので、隣の部屋からスピーカーの音が聞こえてきてうるさく感じたり、話し声が聞こえてうるさく感じれば、それは騒音とみなされるのです。
騒音とみなされる敷居は意外と低いということを覚えておきましょう。
なので、少しでも騒音を感じて不快に思っているならば早めに対処することが大切です。
騒音トラブルで健康被害の事例もありますから、我慢することは禁物ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
近所の騒音トラブルについての対処法について少しは分かってもらえたでしょうか。
近所の騒音で困っている場合に相談できる場所は
- 管理組合
- 管理会社
- 隣人
- 市区町村公害苦情窓口
- 保健所の相談窓口
などがあります。
少しでも、騒音と感じたら早めの対策をするようにしましょう。
騒音が原因でトラブルに巻き込まれたり、傷害事件に発展しそうな場合は迷わず１１０番に通報するようにしてくださいね。
あなたがこれからも快適な環境で暮らせることを祈っております。
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