結婚相手の仕事が、自営業だったら―――。
夫が脱サラして、家業を継いだり、自営業を始めたら―――。
妻は、その仕事を、どうしても手伝わないといけないものでしょうか?
夫が新しい仕事を始めたいと言った時、「応援するよ!手伝うよ!!」と言ってしまった私。
でも、実際には・・・。
―――仕事の内容が理解できない!!Σ(・ω・ノ)ノ!
私の不得意分野のオンパレード!!!
私の協力で、何かがうまくいく気が全くしない・・・(;´Д`)
夫の自営業。
もちろん応援はしてるけど、手伝いはできない、したくない!!
そんなとき、妻はどうしたらいいのでしょうか??
夫が自営業なら妻は手伝うべき?
夫が自営業の場合、妻はその仕事を手伝わなくてはならないのでしょうか?
もちろん、夫婦で素敵なお店をやっているようなところもたくさんあります。
夫方の家業を守り、立派に継いでいる女性もたくさんいます。
でも―――。
「手伝うべき」という固定観念は、一度捨ててみませんか\(◎o◎)/!
一つの考えに縛られているせいで、より良い道筋が見えなくなってしまうこともありますよね。
それに、人には向き不向きだってあります。
熟慮した結果として、手伝う、手伝わないを決めた方が、自分だけでなく夫のためにもなるように思いますが、いかがなものでしょうか(*^-^*)
夫の自営業を手伝いたくない時の対処法!
夫の自営業、「手伝いたくないなぁ」と思っている人も結構いるみたいです!
まずは、その理由を見てみましょう(^o^)
妻が夫の自営業を手伝いたくない理由
仕事の内容が合わない
- 好き嫌い
- 向き不向き
など、人にはそれぞれ合う仕事・合わない仕事が存在します。
例えば私の場合、お金の計算が大の苦手(^▽^;)
計算自体が苦手なわけではないのです。
それなのに、目の前の数字がただの「数」ではなく、「金額」だと思うと、たちまち頭がショートしてしまいます(;´Д`)
数字の裏に隠された重みというか、
「間違えたら大変なことになる!」
「自分だけでなく、いろいろな人に迷惑をかけてしまう!」
というプレッシャー・・・!
毎月、家計簿をつけるだけでも、実はものすごい疲労感・・・(-_-;)
夫から仕事の経理を頼めないかと言われた際には、必死になってお断りさせてもらいました(T_T)
他にやりたいことがある
妻になっても、母になっても、女性にだってやりたいことはありますよね!
それは、やりがいを感じられる別の仕事かもしれないし、夢を追いかけることかもしれません。
もっと遊びたい人もいるでしょうし、専業主婦として、家族のためにたくさん時間を使いたい人もいるかもしれません。
理由はともあれ、自営業を手伝うということは、自分の自由な時間を奪われることでもあります。
「夫の仕事なんだから、夫婦で助け合ってやっていくのが当たり前」という考えの押しつけは、何か別のところに気持ちが向いている人には、ちょっとツライですよね(>_<)
義両親との関係
夫の仕事とはいえ、夫の両親が関わっているケースも多いようです。
そうなると、そこの一員となることで、
- 毎日のように義両親と顔を合わせたり
- 一緒に働いたり
などすることになりますΣ(・ω・ノ)ノ!
仕事がうまくいかなかったとき、血のつながりがない分、お嫁さんへの風当たりが強くなることも、当然、考えられますし・・・。
体調を崩したり、急な用事ができたりしても、休みを取りにくくなることも考えられますね。
そんなことを考えてしまうと、夫の仕事とはいえ、ついつい後ろ向きになってしまうのは当然です(;´Д`)
子どものこと、将来必要になるかもしれない介護のことなどを考えても、義両親との仲は良い方がいいのはもちろんです。
でも、「やだな~・・・」という思いが募れば、実際に問題がなくても、お互いの気持ちが離れていってしまうのは目に見えています(^^;)
義理の親子は、もとは他人。
ある程度、距離を置いた方が、お互いが気持ちよくやっていけるというケースも多いようですよ。
手伝いたくない時の対処法!
では、夫の自営業を手伝いたくない場合、どうしたらいいのでしょうか??
夫と相談する
やはり、基本は相談することですよね!
そもそも、夫が手伝ってほしいと思っていないならば、話はスムーズです。
その場合、万一義両親から要請があっても、夫を通して断ることもできるでしょう(^-^)
伝え方によっては、知らず知らずのうちにしこりが残ることもありますので、少々作戦は必要かもしれませんが(^u^)
一方、夫が、自分の仕事を手伝ってほしいと言っているケースではどうでしょうか。
そういうときは、相手の仕事を否定するのではなく、
「こういう理由で手伝えない」
「こういう理由で、ここまでしか協力できない」
と明確に伝えてみてはどうでしょうか。
私は、経理はお手上げ状態であることを、心の底から、本気で熱く語りました!!!(笑)
夫の方でも、妻が手伝えない理由がわかれば、別の方法や人員配置を考えることができます。
あやふやにしておくのは、誰のためにもなりませんね(*^-^*)
別の仕事に就く
夫の自営業の手伝いをお断りしたら、さっさと他の仕事に出てしまうという方法もあります!
別の仕事に就くことで、
「資格を持っているから」
「経験があるから」
など、親類への体裁も整えやすくなります。
働いて家にお金を入れていれば、義両親もそう悪くは思わないかもしれませんね(^-^)
自営業の妻が外で働くメリット
夫の自営業を手伝わないことには、メリットもあるんです!
経済的なリスクを分散できる
夫婦で同じ自営業に従事していると、その事業が失敗した時の経済的なリスクが大きくなってしまいます。
妻が別の仕事をすることで、収入源を増やし、リスクを減らすことができますね♪
また、世の中の流行などに、収入を左右されにくくもなります。
視野が広がる
どんな仕事にも、情報は必要です。
そして、働く業種によって、集まる情報や知識は異なるもの。
夫婦が別の職種に就くことは、視野を広げ、結果的に夫の仕事の助けになる可能性もありますね(*^^)
お互いの良い面が見える
夫婦とはいえ、四六時中顔を突き合わせていれば、不満も出ます。
仕事も一緒、休憩時間も一緒。
そうなれば、夫婦だからこそ、他の従業員には言えないようなグチや文句も出てしまうかもしれません(・_・;)
時には、
- お互いに干渉されない距離感
- 別々に過ごす時間
も必要ですよね(´▽`*)
夫と妻が別々の仕事をすることで、がんばってくれている相手へ、素直に感謝の気持ちもわいてくるというものです。
妻が外で働くことは、円満な家庭作りに一役買っているということもできそうですね!
まとめ
夫が自営業でも、必ずしも妻がそれを手伝わなければいけないわけではありません!
夫婦が一緒に同じ仕事をすることにも、別々に仕事をすることにも、それぞれメリットやデメリットがあるものです。
- 自分の適性
- 考え方
- 物事の優先順位
などを考慮して、まずは夫と話し合ってみましょう(^-^)
仕事内容や、義両親のことなど、人によって手伝いたくない理由はいろいろです。
夫も、妻を信頼しているからこそ手伝ってほしいと思うのでしょうが、一度メンバーに加われば、自営業だからこそ抜けにくくもなります。
人生は一度きり。
ムリをして、やりたくない仕事を手伝うよりも、納得のいく選択をしたいですね(*´ω`*)
私はというと・・・。
お金の計算はしないけれど、書類の整理など簡単なことは手伝っています。
そして、外に働きにも出ています。
幸いなことに、義両親からも、夫の収入が安定するまで家計を支えるために頑張っていると受け止めてもらうことができました(^-^)
本当に何か手伝えればとは思っていたので、だいぶ微力な感じはありますが、良い形に落ち着いたかなと思っています♪
夫が自営業でも、妻の選べる道は一つではありません。
それぞれの夫婦に、最適な暮らし方が見つかりますように☆