浴室のドアをパッと開けたら、
「ん・・・!?」
なんだか、変にすっぱい臭い(◎_◎;)
昨夜はなんともなかったのに、・・・なんで??
よくわからないまま、しかたなくお風呂を沸かしたら、
「んん・・・??」
湯気に混じって、もあもあとすっぱい臭いが押し寄せてくる――Σ(゚Д゚;;
こんな経験、ありませんか?
せっかくお風呂でのんびりしようと思ったのに、こんな臭いの中で長居はしたくありません(>_<)
しかも、いまいち原因がわからない!!
浴室から立ち上るすっぱい臭いの正体は!?
私みたいに、だましだましお風呂に入っている人、必見ですよ☆
浴室ですっぱい臭いがする原因
浴室にこもる、なんともいえないすっぱい臭い!
その原因は、私たちの体から出る皮脂が酸化したものと、そこにすみついた雑菌ですΣ(・ω・ノ)ノ!
でも、毎日お風呂を掃除しているのに、一体どこに!?
排水溝
排水溝に、皮脂や石けん、髪の毛などがたまっていませんか?
お風呂を使うたびに、ゴミや汚れを取り除くようにすればよいのですが、忙しいとついほったらかしに・・・(;´д`)
浴室の中でも排水溝は、ヘアキャッチャーの網状の部分や、たまった髪の毛に汚れが絡みつきやすいのが特徴です。
それでなくても、高温多湿の浴室。
長く放置されたごみの中は、雑菌だけでなく、コバエなどいや~な虫の繁殖場所になってしまうことも!!
浴室の排水溝は、キッチンの排水溝と同じ気持ちで、きれいにしておきたいですね。
壁
壁にも汚れは飛んでいます!
シャワーやかけ湯をすると、水滴が壁にかかりますよね。
それと一緒に、汚れやシャンプーなども浴室の壁に付着しているんです (>_<)
浴室の壁に生えた黒カビに悩まされたことがある人も、多いのではないでしょうか。
カビが繁殖するということは、そこになにかしらエサになるものがあるということなんですよね~(^_^;)
エプロンの裏
賃貸に多いユニットバス、実はエプロンという部分が外せるんです。
バスタブと床、左右の壁を一体化させている板状の部分がエプロンです\(◎o◎)/!
バスタブと壁のすき間に流れ込んでいくお湯や汚れは、見えないバスタブの側面を通って排水溝を目指します。
でも、全部がきれいに流れていくとは限りません。
もし、すっぱい臭いの出所がエプロンの裏側に隠れているとしたら、そこには・・・。
たい積したゴミとカビ、そこで繁殖している雑菌のヌルヌル汚れが、いっぱいかも!?
浴室のすっぱい臭いを取る掃除方法!
浴室のすっぱい臭いを取るためには、やっぱり掃除が一番です!
隠れたところのヌルヌルなんて、わざわざ見たくない!!
触るなんて、絶対ムリッ!!!(/ω\)
・・・という人は、とりあえず厚手の手袋をつけましょう(笑)
排水溝
まずは、排水溝にたまったごみを取り除きましょう!
使い古しの歯ブラシなどを使えば、からまった長い髪の毛も比較的簡単に取れますよ(^O^)
次に、こびりついた汚れを取っていきましょう!
強力なパイプ用洗浄剤も販売されていますが、頻繁に使うと、排水パイプを傷めたり環境汚染につながったりする心配も(>_<)
ここは一つ、もう少しエコロジーな方法を取り入れてみませんか(^O^)
重曹、クエン酸を用意します。
重曹もクエン酸も、最近は百円ショップでも手に入るようになりましたね♪
クエン酸がなければ、お酢で代用しても構いません。
重曹は、水に濡れると粒のカドが取れて、傷をつけにくい研磨剤になります。
オケの湯垢を落としたい時などにも使えますよ(*^_^*)
最初に、汚れの気になる部分に、まんべんなく重曹を振りかけます。
そこにクエン酸水やお酢をかけると、ぶくぶくと面白いくらい泡立ってきます!
見た目はさておき、いい匂いではありませんから、換気をしながらがオススメです(;^ω^)
しばらくすると、こびりついた汚れが緩んできます!
「今だっ!!!」と気合を入れて、古歯ブラシでゴシゴシ落としましょう。
排水溝は、ふた、ヘアキャッチャーなどいくつかの部品から成り立っています。
ふたから配水管へ、順にこの方法できれいにしたら、元通りに部品を戻して完了です(*^^)v
お疲れさまでした☆
さて。
一度きれいにしたら、もう、ずーっときれいなままにしておきたいですよね!?
そんな時は、バイオの力を借りてみてはどうでしょうか。
汚れを分解してくれるバイオ(微生物)をパイプに流し込んで定着させることで、排水溝内をきれいに保つ方法です。
自然の力を利用しているので、パイプを傷めたり、水質を悪化させずにすむのもうれしいですよね♪
バイオを利用したパイプクリーナーは、ホームセンターなどのほか、ネットショップでもいろいろ見られます。
気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね(^-^)
壁
浴室の壁は、あまり汚れが目立たないので、掃除がおろそかになりがちです。
バスタブや床と同じように、お掃除しましょう。
落ちにくい湯垢やせっけんカスも、重曹と少量の水をクレンザー代わりに、こすって落とすことができます。
それでも落ちにくい時は、重曹と液体せっけんを使ってもいいですね。
黒カビ
こっそり繁殖している黒カビは、実は高い温度には弱いとか。
50度以上のお湯を、シャワーで1分半を目安にかけ続けます!
ところが!!
黒カビは死んでも黒いまま(;゚Д゚)
壁に残った色が目につくようなら、カビ用漂白剤を使って白く漂白します。
これで一件落着か・・・と思ったら、そうともいえないのが、カビのすごいところ!
カビの胞子は、普段から私たちのまわりをたくさん飛んでいるんですよね。
放っておくと、また新しいカビが生えてしまいます。
週に1回くらい50度以上のお湯をかけるのを習慣にするといいですね!
NHKによれば、予防の時は5秒で効果があるそうです。
※高いところにかける時は、くれぐれもやけどにご注意ください。
エプロンの裏
多くのエプロンは、下側を両手で持って、グイッと上に押し上げることで外せます。
ものによっては、ネジで固定されているものもあります。
エプロンを外すと、バスタブの脇から奥の床まで掃除できると思います。
柄の長いブラシがあると便利ですね♪
浴室のすっぱい臭いを予防する方法
浴室のすっぱい臭いを予防するには、汚れをため込まないこと!
毎日隅々まで掃除できれば理想ですが、それもちょっと大変ですよね(;´∀`)
バスタブは毎日―――。
排水溝も、時間を置くほど次の掃除に手間がかかってしまうので、できれば毎日ごみだけは取り除く―――。
など、そういった感じで、自分なりの掃除のリズムを作ってしまうと良さそうです。
週末は、入浴前に浴室中に熱いお湯をかけて、カビのいない気持ちのいいお風呂でゆったりするのもオススメです☆
まとめ
浴室のすっぱい臭いの原因は、皮脂汚れと雑菌!
毎日のお掃除では取り切れない、
- 排水溝
- 壁
- エプロンの裏側
などにも汚れは隠れています。
ほったらかしにしておくと、臭いのもとは増える一方(@_@;)
一度がんばってきれいにしたら、次は汚れをため込まないように、予防していきましょうね!
わが家では、最近小学生の子どもが、せっせとお風呂掃除をしてくれます。
「いいよいいよ、一人でできるから!」と、鼻歌交じりにササっと数十秒で(!!)終わらせてくることもあります。
逆に、「こんなところに髪の毛がいっぱい入ってたけどどうやってきれいにしたらいいの!?」と、興味津々に聞きに来ることもあります。
毎日自分一人でやっていると、掃除の仕方もマンネリになりがちです。
たまには違う人の目線で浴室を見てもらうと、見逃していた場所に気付かされることも多いですよね(;´∀`)
気持ちのいいお風呂は、明日の元気の源です!
すっぱいサインに気付いたら、感謝を込めてお風呂を磨いてあげましょう(^-^)