お金の悩み

会社では弁当と外食どっち?食費の差とメリット・デメリット

弁当

会社勤めをしている方は、毎日のお昼ご飯悩みませんか?

お弁当を作っていくのは面倒だけど、外食だとお金がかかる・・・。

でも、職場の仲間とランチでおしゃべりしながら過ごすのも楽しみですよね。
 

私が会社勤めをしている頃は、ほとんど毎日お弁当を持参していました。
 

何と言っても一番の理由は節約のためです。

そのため、私にとってたまの贅沢が同僚とのランチでした。
 

会社の近くのカフェでランチが出来る日は贅沢ですし、リフレッシュにもなります。
 

あなたは会社で、弁当と外食どっちですか?

では、弁当と外食の食費の差とメリット・デメリットについて、詳しくお話していきましょう。
 

会社では弁当と外食どっち派が多いの?

弁当
 
結論から言うと、全体的に「弁当派」が多いそうです。
 

ただし、男女の違いもあると思いますし、会社によって雰囲気も違いますよね。

また、男性は既婚・未婚にもよりますし、年代によっても違いが出てくるでしょう。
 

私は色々な職場で仕事をする派遣社員の経験が長いのですが、これは職場によってさまざまだと思いました。
 

と言うのも、駅に近い職場であれば比較的飲食店が多い傾向にあります。

オフィス街のランチ激戦区ではワンコインで安く食べられるお店がたくさんあって、コンビニ弁当よりも安く食べられるところがあります。

私の勤務先でも駅に近いオフィスの時は、集客が見込めるせいか周りに安くランチが食べられるところが多数ありました。
 

一方、駅からちょっと離れていたり、車通勤のような場所だとコンビニすら近所にない職場がありますよね。

この場合は、ダントツ弁当持参が多かったように思います。

駅からバスで20分離れた職場の時は、ほとんどの女性が弁当持参で、男性は会社にお弁当を届けてくれるサービスを利用する人が多かったです。
 

さて、そこで最近はどちらが多いのかネット検索してみたところ、やはり男女と年代で違いがあるようですね。

とあるサイトのアンケート調査結果では、お弁当派の割合が以下のような結果でした。

今回は大きく男女で分けて見てみましょう。
 

  • 女性 78%
  • 男性 47.7%(自分で作ったお弁当5.5%を含む)

 

私の経験上、やはりオフィスの女子はお弁当を持参して休憩室に行き、男性は外食する傾向にある雰囲気のところが多かったように思います。
 

  • 男女別
  • 年代別
  • 未婚・既婚
  • 職場環境

などの条件で比率は変わってくるのですが、全体的に見ると、やはり「弁当派」が多いようですね。
 

弁当と外食の食費の差はどれくらい?

定食
 
「お弁当の方が節約になる!」と言っても、具体的に食費の差はどのぐらいになるのでしょうか?

これは算出が結構難しい話で、弁当の方が安いと思ってはいるものの使う材料費によっては差が出てしまいます。
 

ただ、確実に言えることは少なからず「弁当の方が安い」と言うことですね。
 

そこで今回、弁当と外食の費用を例えばでお話してみますね。
 

お米、冷凍食品、夕飯のおかずの残りなど、お弁当に入れるものの材料費はだいたい100〜300円くらいじゃないかと思います。

冷凍食品の単価が一番高くなりそうですが、例えば唐揚げ6個入り200円ほどのものを1個使ったとしても40円弱ですよね。

他の食材は、夕飯の残りだと数十円単位になるものが多いと思います。
 

出勤20日の場合、材料費が月に2,000円~6,000円ほどの計算になります。
 

一方、お昼のランチを外食にした場合、平均800円ぐらいにおさえて食べているとしますね。

この場合は、16,000円程かかります。

この例えで言うと、お弁当の場合は外食より10,000円~14,000円の節約が可能になります。
 

つまり、昼食にかかる費用が弁当だと半分以下に抑えられます。
 

単純にこのような計算をしましたが、お弁当はもっともっとコストダウンが可能です。

いただいた食材を使ったものだと調味料代しかかからないようなおかずも作れますし、安売りで多く買った食材を使っても随分コストが下がります。

弁当1食分を数十円レベルで作ることも可能なため、工夫次第でとことん昼食代が抑えられますね。
 

会社員の弁当と外食それぞれのメリット・デメリット

メリットデメリット
 
全体的に見ると「お弁当派」が多いと言うお話をしてきましたが、もちろんそれぞれのメリット・デメリットがあります。

では、会社員の弁当と外食それぞれのメリット・デメリットについて詳しくお話していきましょう。
 

お弁当持参のメリット

それでは、お弁当持参のメリットについて、調べてみましたのでご紹介していきましょう。
 

外食するより安い

夕飯の残り物や冷凍食品を活用して上手くお弁当を作れば、外食ランチよりも安く節約になります。
 

ヘルシーにダイエットにも最適

ランチで外食すると、カロリーを気にしている人にとっては食べる物を選ぶのが大変です。

ダイエット中の人にとっては、お弁当持参でお昼ご飯もカロリー調整が可能になりますね。
 

好きな時間に食べられる

お昼休憩を交代でとっている職場の方だと、ランチタイムを過ぎていることもあると思います。

弁当だとランチタイムを気にせず、好きな時間に食べられるので便利です。
 

愛妻弁当が楽しみのひとつ

外食で好きなものを食べるより、「今日は何かな~!」とワクワクしながら愛妻弁当を開けるのが好きな方もいらっしゃいます。

弁当は、毎日の楽しみを与えてくれるというメリットもありますね。
 

休憩時間の有効活用

外食するために会社の外に出ると、移動時間もかかりますし、料理が出てくるまでの待ち時間が長いと少し早めに食べなければなりません。

一方で、弁当だと食べ終わったらそのまま会社の休憩室や自席で自由時間が取れます。
 

お弁当持参のデメリット

次に、お弁当持参のデメリットについてご紹介していきまましょう。
 

お弁当を作る手間がかかる

お弁当を作るのには、そこそこ手間暇がかかります。

料理をする人でも、朝早く起きてお弁当を作るのは面倒なこともあります。

料理が苦手な人にとっては苦痛でしかないかも知れませんね。
 

食中毒に注意する必要がある

お弁当は、作ってから数時間後のお昼に食べることになるため食中毒の危険があります。

入れるものは腐りにくいものを選んだり、移動中や会社についてからの保管方法に注意しなければなりません。
 

ランチに誘われにくくなってしまう

いつもお弁当を持ってきているという印象が根付くと、ランチに誘われにくくなることもあります。

たまには同期でおしゃべりしながらランチしたいなと思っても、相手からは声がかかりにくいことでしょう。
 

お弁当持参は荷物がかさばる

お弁当持参は通勤時の荷物がちょっとかさばります。

ハンドバッグには入りきれず、別でお弁当トートを持ち歩く方をよく見かけます。

満員電車に乗らなければならない人にとっては、荷物がかさばるのがちょっと嫌と言う方もいらっしゃるかも知れませんね。
 

外食のメリット

これまでのお話だと、外食はお金がかかってしまうのであまりメリットが思い浮かばないかも知れませんが、魅力的なメリットもあります。

それでは、外食のメリットについてお話していきましょう。
 

気分転換できる

1日中会社の中にいるのは苦痛だ!と言う人は、お昼時間ぐらい外食して外に出るという人もいらっしゃいます。

お昼休憩の時間だけでも会社から離れると、リフレッシュ出来るので外食はやめられないと言う方もいらっしゃいます。
 

その日の気分で決められる

外食だと自分の気分で食べたいものが食べられますよね。

あまり食欲がない日やたくさん食べたい日など、外食先を自分で選べれば調整が自由自在です。
 

美味しいものが食べられる

グルメな人には、毎日美味しいものを探して食べ歩くのが楽しみだと言う人もいらっしゃいます。

自分で作ってばかりだと特に、外食のごはんって美味しいですよね。

私が以前勤めていたところでも、お昼ご飯だけは贅沢して美味しいものを食べて、午後からの仕事も頑張る!と言う同僚がいました。
 

会社の人とのコミュニケーション

弁当で節約もいいのですが、「今日、お昼どうだ?」と急に上司に誘われてランチに行くのもとてもいいコミュニケーションになりますよね。

  • 同僚と愚痴を言いながら食べる
  • 仲良しを増やすため

などのランチも良しです。

  • お料理が美味しい
  • どこのお店が安い

と言った、弁当持参にはないおしゃべりも楽しめますね。
 

通勤時は身軽

弁当持参だと通勤時の荷物はかさばりますが、外食派は当然身軽に通勤出来ます。
 

まとめ

会社でのお昼ご飯は、全体的にお弁当派が多いということがわかりました。

外食でリフレッシュしたり、美味しいものを食べたりしたい気持ちもありますが、やはりお金がかかるというデメリットが大きいようです。
 

弁当持参派の男女の割合はやはり女性が多いようですが、最近は「弁当男子」という言葉があるようですね。

自分で弁当作ってくる男性社員なんて見たことない!と思っていたところで、私が直近で勤めていた職場にいました!
 

弁当を持参する若い独身男性です。

しかも、SNSにアップするために毎日写真撮影までしていることもあり、おしゃれで美味しそうなお弁当でした。

料理が好きで、弁当を持参する男性が珍しくない時代になったということで、毎日楽しく作っているそうです。
 

これからは、未婚男性も弁当持参派が増えてくるのかも知れませんね。
 

ちなみに、私の弁当節約の失敗談をお話しますね。

「弁当手作りは節約になる!」と言っても、“冷凍食品”を詰め込むだけの「オール冷凍食品弁当」は高くつきます

と言うのも、私の仕事がすごく忙しい時期がありました。
 

お弁当用に夕飯の残りをどうにかする時間もなく、朝お弁当箱に夫婦二人分のおかず全て冷凍食品を詰め込んでいました。

しかもその冷凍食品も、安売りではなく普通の値段のものですが、“もともと安い商品を選べば節約になっているから!”と言う思い込みです

ところが、オール冷凍食品弁当を作って1カ月ほど経過すると気が付きました。
 

お弁当なのに、あまり安くないかも・・・。
 

ということに。

お弁当1個ずつの単価を計算したわけではないのですが、食費の家計簿だけはつけていて、スーパーでの買い物が1万円ぐらい多くかかっていました。

お弁当用に安売りでもない日に大量に買い込むようになった冷凍食品のせいだと思います。

便利でとても美味しい冷凍食品ですが、あまりに多用すると節約にならないのでご注意下さいね。

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