焼き魚、美味しいですよね。
私は魚料理が大好きで、中でも秋刀魚の塩焼きがとても好きです。
焼き魚は魚を焼けばいい料理ではありますが、主婦が料理をする時には、魚を焼きながらお味噌汁やサラダを作ったり、使った調理器具を片付けたりと、様々なことを同時に進行させますよね。
そしたらいつの間にか魚が焦げてしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。
私は基本的にグリルで魚を焼きますが、引き出さないと中が見えないので他のことに夢中になっているうちに魚が焦げてしまったことが何度かあります。
今回は、
- 焦がしてしまった焼き魚や煮魚をリメイクする方法
- 焦がしやすい魚料理を上手に仕上げるコツ
- 魚をグリルでなくフライパンで簡単に焼く方法
をまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
焦がしてしまった焼き魚や煮魚をリメイクする方法!
残念ながら魚が焦げてしまった時も、全てを諦める必要はありません。
表面は真っ黒に焦げてしまっても、中身は食べられることも多いです。
まずは焦げを剥がして中身を丁寧に取ります。
この時、ギリギリまで取り過ぎると焦げ臭さが強く残ってしまう可能性があるので、全く焦げていない部分だけを取るのがおすすめです。
そうして取り出した身を料理に使うことができますが、焦げを除いてもやはり焦げた匂いがすることが多いです。
そのため、味をしっかり目につけてリメイクすることでカバーしましょう。
おすすめはふりかけです。
- 魚と一緒に刻んだ大根の葉や小松菜、ごまをたっぷりかけて炒ります。
- みりん、醤油、酒などでお好みの味付けをすれば完成です。
魚が入った、栄養たっぷりのふりかけになります。
焦がしやすい魚料理を上手に仕上げるコツ!
では次に、焦がしやすい魚料理を上手に仕上げるコツをご紹介します。
特に焦げやすい魚は、西京漬けや粕漬けです。
自分で味を付けなくても良くて楽ですしとても美味しいのですが、付いている味噌や粕がとても焦げやすいです。
これらの魚を焦がさずに上手に焼くコツは、まずは味噌や粕を落とすこと。
そして弱火でじっくり焼くことです。
弱火でも味噌や粕は長く焼きすぎると焦げてしまいますので、味付けの魚はなるべくグリルから目を離さないようにしておいた方がいいでしょう。
塩焼きの場合、グリルを予めしっかりと余熱をした後、中火または弱火で焼きます。
あまり長く焼き過ぎると旨みがどんどん抜けていってしまうので、長い場合でも加熱は10分以内にした方が良いです。
魚の厚みやグリルによって異なりますので、様子を見ながら加減します。
また、グリルはどうしても奥の方が温度が高くなるので、身の厚い方を奥にして焼くと、焼きムラを防ぐことができます。
グリルの網に油または酢を塗っておくと、皮や身が網にくっついて身がボロボロになってしまうことを防ぐことができます。
魚をグリルでなくフライパンで簡単に焼く方法!
魚を焼く時に、グリルではなくフライパンで焼く人も多いと思います。
そこで、魚をフライパンで簡単に、上手に焼く方法をご紹介します。
まずは、フライパンにクッキングシートまたは魚焼き用のアルミホイルを敷きます。
普通のアルミホイルだとくっついてしまうので、魚焼き用を持っていない場合は、アルミホイルにクシャクシャとシワを付けたあと、油を薄く塗っておきます。
その上に魚を乗せて片面を焼きます。
油が出てきたら、こまめに拭くようにして下さい。
その後ひっくり返して蓋をし、蒸し焼きにします。
最後に蓋を外して焼き色を付けて、焼き上がりです。
このように蒸し焼きにすることでふっくら美味しく仕上がります。
まとめ
焦がしてしまった焼き魚や煮魚をリメイクする方法、焦がしやすい魚料理を上手に仕上げるコツ、魚をグリルでなくフライパンで簡単に焼く方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
メイン料理として考えていた魚が真っ黒に焦げてしまったら、とても悲しいですよね。
ご紹介した通り、焦げてしまったからと言って全て諦める必要はなく、中身は美味しく食べられますので、安心して下さいね。
でもやっぱり、お魚を焦がさず、本来調理しようとしていた方法で美味しく食べたいですよね。
魚を焼いている時に、じーっと魚だけを見ていることができたら、絶対に焦がさずに済むのですが、ほとんどの人はそうはいかないと思います。
私は魚を焼きながら、ご飯をついだり、他のおかずの盛りつけをしたり、飲み物を準備して・・・と、本当に慌ただしく動いています。
そうしているうちにグリルの中の魚をすっかり忘れてしまい、何度かかなり落ち込んだ記憶があります。
食事の準備をする時は、忙しくて色々なことを同時にしてしまいがちですが、可能な限り魚を気にしながら他の作業をしたり、面倒でも2分毎にタイマーをかけておいたりすることで、真っ黒に焦げてしまうという事態を防ぐことができます。
焼き魚を焦がさずに美味しく食べる為に、是非実践してみて下さいね。