車を停めて、買い物に行って戻ってみたら車が凹んでる!!
みなさん、こんな経験ありませんか。
自分でも、前向き駐車した後、バックで車を出すのはドキドキです。
特に薄暗くなってきた夕暮れ時なんか、自分の感覚が信じられなくて、なかなか走り出せないこともありました・・・(^▽^;)
車をぶつけられた時、あるいはぶつけてしまった時、賠償金はいくらになるのでしょうか(;´・ω・)
また、いざという時、どんなことに気をつけて、どう対処したらいいのでしょうか!?
事故に遭う前に知っておきたい.ポイントを、まとめてみました(^o^)/
車をぶつけられた時の賠償金はいくら?
車をぶつけられた!
ケガ人が出たなら、しっかり完治させたい。
大切な車に傷をつけられたなら、一刻も早く賠償金をもらって修理したい(;´・ω・)
車を当てられた時の賠償金は、どのくらいもらえるのでしょうか??
修理費用
車をぶつけられた。
つまり、もらい事故の場合、過失割合は「相手が10、あなたが0」。
賠償金は、あなたの車を、ぶつけられる前の状態に戻すための修理代の分だけもらえます!
ひとまず、安心ですね(´▽`*)
時価額に注意!
修理代が、車の時価額よりも高くなる場合は注意が必要です!
時価額とは、買ってから時間が経ったその車の現在の価格相場のこと。
この場合、賠償されるのは時価額まで。
残りの金額は、当てられた被害者が払わなくてはなりません(・_・;)
こういったケースでは、車を買い替えて、同等車両の買い替え費用を損害として請求することも可能です。
修理費用の見積もりを取ってみて、時価額を超える高額になってしまった時には、あわてて直さずに、買い替えを検討してみてもいいかもしれませんね。
修理歴に注意!
車の修理をすると、また乗れるのはうれしいのですが、その車の評価額は下がってしまいます。
後で高く売って、次の車の購入資金に充てたいと思っても、今回の事故が原因で思ったほど値段がつかなくなる心配が出てくるわけですね(;´・ω・)
場合によっては、修理せずに下取りに出して、買い替えてしまった方がお得なことも!?
気に入って買った車ですから、損得だけでは決められない部分もあるかもしれませんが、一考してみてもいいのではないでしょうか。
慰謝料
車を当てられた事故で、ケガ人が出てしまうこともありますね。
この場合、人身事故として慰謝料を請求することができます。
ケガの状態や通院期間などにより金額が変わるため、一概にいくらということは言えませんが、法令で自賠責基準という額が設定されています。
例えば、軽度のケガで1カ月間に10日間通院した場合の自賠責基準は「84000円」。
慰謝料はこの額を下回ることはないので、請求する際の目安になります(^-^)
また、保険会社や弁護士などは、自賠責基準額よりも高い金額を独自に設定しており、弁護士に依頼することでもらえる慰謝料の額を引き上げることも可能です。
ケガの治療費といっても、実際には通院にかかる交通費や、生活の不便さを補うための諸費用もかさんでくるものΣ(・ω・ノ)ノ!
もらい事故では自分の保険は使えませんが、弁護士費用特約をつけている場合には、それを使ってプロの力を借りるという方法もありますね(^-^)
車をぶつけられた時の対処法とは?
車をぶつけられた時の対処法は、普通の交通事故と同じです。
- ケガ人の救護(救急車を呼ぶ)
- 警察に連絡
- 相手の身元確認
- 現場の記録
- 目撃者の確保
- 保険会社に連絡
- 医師の診断を受ける
もし、ケガ人がいないからといって、警察を呼ばずに済ませてしまうと、相手の加入している保険会社で事故として扱うことができません。
相手にしてみても、保険を使えば保険の等級も下がりますし、できればうやむやにしたいと思うかもしれません。
その時は興奮していてわからなくても、後から体の痛みに気付くということも多々あります。
その場合、物損事故から人身事故に切りかえることもできますから、とりあえず事故証明は取っておきましょうね(^-^)
車をぶつけられた時の注意点
写真で記録しておく
車を当てられて、気持ちが高ぶってしまうこともあると思います。
けれど、事故の状況をきちんと把握しておかないと、事故証明を取ったり、示談交渉をしたりする際に困ることにもなりかねません!
考えたくはありませんが、
- 警察が来る前に、相手が逃げてしまう
- 加害者側が有利になるような説明をする
などもあるかもしれません。
ぶつかった場所をケータイで写真に収めておくだけで、キズの状態や日時の記録にもなります。
念のため、相手の車のナンバーも控えておくといいですね。
また、もし自分がケガをして動けないようなケースであれば、加害者側に治療費を出してもらうためにも、同乗者などに記録、撮影をお願いしたいところです(;´・ω・)
弁護士に相談してみる
過失割合が10:0の場合、被害を受けた側の保険会社は間に入りません。
加害者側の保険会社と被害者の間で、示談交渉が行われることになります。
でも、その道の勉強をしてきた人でないと、いきなり示談交渉と言われてもどうしていいか困りますよね(;´Д`)
私だって、ちんぷんかんぷんです!!
きっと、相手の保険会社の言うことを鵜呑みにして、
「面倒だから、もうその額でいいや!」
なんてことにもなりかねません・・・(;一_一)
そんな時の、強い味方が弁護士です!
弁護士費用特約をつけていないから、相談できない!?
そんなことはありません(^ω^)
そういう場合には、各地で開催されている「弁護士無料相談」を利用してみましょう♪
相談したら、必ず依頼しなければいけないなどということはありません。
話だけ聞いてみて、弁護士を頼むほどの案件ではないとわかれば、相談内容を参考に自分で示談交渉を進めることも可能です(^o^)
物損事故→人身事故へ切り替えができる
事故でケガを負っても、その場では不思議と痛みに気付かないことがあります。
事故当時は物損事故として報告したのに、
- 後から痛みが出てきた
- 調子が悪くなった
という話はよく聞きます(゚Д゚;)
事故後、その事故が原因でケガをしていることがわかったら、速やかに警察に連絡しましょう。
物損事故→人身事故へ切り替えてもらえます。
人身事故で届け出るメリット
物損事故でも、人身事故でも、賠償金がもらえるなら同じ!?
いいえ、物損事故では「治療費」を請求することができません\(◎o◎)/!
これは、痛い!!
一方、加害者側にしてみると、人身事故は免許の点数が加算されたり、場合によっては刑事罰の対象ともなり、ありがたくないもの。
その場の勢いで押し切られ、よく確認もせずに物損事故扱いにされてしまうこともあるかもしれません。
事故後の興奮が落ち着いたら、もう一度自分や同乗者がケガをしていないか確認してみてくださいね。
まとめ
車をぶつけられてしまったとき、たとえこちらが運転中でなくても、交通事故と同じ手順で対処すればOKです。
自分の過失割合が0ならば、修理費用も原則満額もらうことができます。
- 落ち着いて現場を記録する
- 事故でケガをした場合は、「人身事故」で届け出る
- 示談金額に納得がいかない時は、交通事故問題に強い弁護士に相談してみる
ひどいケガでも、事故直後は痛みに気付かないというのは、本当にあることです。
私もいくつか聞いたことがありますが・・・。
一人目は大学の友だちでした。
夜、幹線道路の歩道を歩いていて、突然突っ込んできた車に跳ね飛ばされたそうですΣ(゚Д゚)
そのまま、ビューンと空を飛んで、植え込みにまっさかさま―――!!!
けれど、時間帯のせいか、誰かが助けに来ることもなく、自分で立ち上がって歩いて帰宅したというから驚きです(@_@;)
一人暮らしじゃなかったのが、せめてもの幸いですが・・・。
はねた加害者はどこへ行ってしまったのでしょうか・・・
また、自転車で走っていて車にはねられた人を、救急に通報した知り合いもいます。
実はその自転車の方、骨折して、折れた骨が体の外まで突き出していたそう(/ω\)
けれど本人は全く気付かず―――。
プンプン怒って、落ちた荷物を担ぎ上げると、自転車で立ち去ろうとしたとか!!
気分が落ち着いて、ケガに気付いたら・・・激痛に襲われることは必至ですね(^_^;)
知り合いも、救急車がつくまで必死にごまかしていたようです。
―――アドレナリン、恐るべし!!!
交通事故は、起こらないのが一番です!
でも、もし当事者になってしまったら、できるだけ落ち着いて対処しましょう。
また、運転する限り、もらい事故は誰でも起こす可能性がある事故です。
気を引き締めて、明日も安全運転を☆