縁あって結婚して一緒になったといえど、やはりそこは違う人間同士なので趣味が違っていても何もおかしくありません。
そのうちの一つがテレビ番組の趣味。
夫と妻、見たいテレビがそれぞれ違う・・・なんてことはよくある話です。
しかしテレビ好きの夫婦にとって見たいテレビ番組が違うのはチャンネル争いの元、不毛なケンカの始まりになります。
またチャンネル争いがきっかけで趣味や価値観の相違がむき出しになり、離婚の危機なんてことも・・・?!
ここでは夫婦でテレビ番組の趣味が合わないときの対処法などについてまとめてみました。
夫婦でテレビ番組の趣味が合わない話
男性と女性では趣味や興味のあるものが異なる場合が多いので、テレビ番組の好みにもその違いが表れます。
例えば多くの男性が
- 車
- バイク
- 釣り
- スポーツ
- 経済
などの番組に興味を示すのに対し、女性は
- ドラマ
- 料理
- 芸能情報
- バラエティ
- 映画
をテレビで見る人が多いですよね。
我が家でも夫が大好きなサッカーの試合を見るために仕事から早く帰ってきても、私は全くサッカーに興味がないので「つまんないな・・早く終わらないかな」と心の中でつぶやいています。
逆に私がドラマを見ていると「このドラマのどこが面白いの?」といちいち口を挟んでくるので、もー!!静かに見させてよっ!!と怒りたくなることが多々あることも。
でも考えてみれば自分の父と母も同じような感じで、一緒にテレビを見ている姿を見たことがなかったので、どこの家庭も同じなのかもしれません。
夫婦でテレビ番組の好みが合わない時の対処法!
夫婦でテレビ番組の好みが合わないからといって、ケンカになってばかりじゃ何だか空しくなってしまいますよね。
そんな時の対処法をお教えします!
テレビの数を増やす
見たいテレビが違っていてストレスを感じるくらいなら、いっそのことテレビの台数を増やしてお互い別々に見ればあっさり解決です!
別の部屋に置けば音も聞こえないし集中してテレビを見ることができますね。
順番を決めて録画機能をうまく使う
家の事情でテレビが増やせない場合は、テレビを見る順番を決めてその時間に見れない方は録画機能を使って録画しておきましょう。
例えば妻が専業主婦の場合なら夫のいない日中に録画したものを見ることができるので、夫が仕事から帰ってきてからの夜の時間は夫優先にしてあげるなど配慮するのも大切です。
また生放送やスポーツの試合など生中継の場合は、タイムリーに見ることが翌日の話題としても大切になってくるので、そちらを優先的にしたいものですね。
あえて自分も一緒になって見てみる
我が家も夫と私の興味あるものが全く違っていて、見たいテレビ番組も全然別のもの!だったのですが、ある日ふと夫が真剣に見ているテレビ番組を「そんなに真剣に見るなんてどんなのだろう?」と思って一緒に見てみたんです。
そしたらこれが結構面白くて、夢中になってしまい結局最後まで見てしまいました。
今までは
- 何となく嫌い
- 見たことがない
などという理由で毛嫌いしていたけど、じっくり見てみると新たな発見があって面白かったんです。
興味がないものも一度試しに見てみると、知らなかった世界が広がるかもしれませんよ。
夫も趣味・興味の共有ができて嬉しそうで、その後会話が増えたこともありました。
趣味が合わないことは離婚の原因になる?
趣味が合わないくらいで離婚なんて、と思われるかもしれませんが、実は離婚原因の第1位は「性格の不一致」なんです。
しかも2位以下を大きく引き離してダントツの1位。
結婚=生活ですから、毎日一緒にいる相手と合わなければ苦痛以外の何者でもないですよね。
となると“趣味が合わない”というのもある意味性格の不一致になるのではないでしょうか?
見たいテレビ番組が合わない→別々の部屋で過ごすようになる→会話がなくなる→一緒にいる意味を見出せなくなる→離婚へ・・・という最悪のケースもあるかもしれません。
しかし趣味が全く合わなくても仲のいい夫婦もたくさんいるので、趣味以外の部分でお互いに寄り添って会話ができるといいですね。
まとめ
- 夫婦でテレビ番組の趣味が違うことはよくある話で、合わないからといって悲観したり怒ったりすることでもない。
- テレビ番組の好みが合わないときは、テレビを増やす、録画機能をうまく利用する、時間にゆとりがあるほうが譲るなど工夫するとチャンネル争いを回避できる。
- 興味のない番組でも一度ちゃんと見てみることで、新たな面白さを発見できるかも。
- 見たいテレビ番組が合わないことですぐ離婚にはならないけど、会話がなくなったり一緒にいる時間が減ったりすると離婚につながることもあるかもしれない。そうならないように、趣味以外の部分でも共有できるところを見つけて寄り添うことが大切。
我が家でも結婚当初はお互いに見たい番組が違っていて、それがプチストレスになっていた時期もありました。
しかし今は
- テレビを増やしたり
- お互いの興味ある番組をけなしたりせず尊重する
ことでテレビ番組が原因でケンカにならずに過ごすことができています。
人間一人一人、好みはみんな違うもの。
夫婦だから、ではなく一人の人間としてお互いを認めていきたいものですね。