お給料が減った、妻が妊娠・出産で退職して収入が一馬力になった、子供が生まれて子供にお金がかかるようになった、など家計の変化があったときに、夫の小遣いの削減をお願いしたい・・・
家計を預かる身としてはこれからかかるお金の心配もあるので、夫にも協力してもらいたいですよね。
でも今まで小遣いとして渡していた額から減らすとなると、こちらとしても言いにくいし夫も素直に「分かった。いいよ。」とはならないのが目に見えてます。
「仕方ないでしょ!協力してよ!」なんて強く言っても向こうもカチーン!ときてケンカになるかも・・・。
そんな時夫にうまく切り出す方法や減らしたときのデメリットについてご紹介します。
夫の小遣いを減らすときの切り出し方!
家計の状況をしっかりと提示する
家計のことやお金のことは面倒だから妻に全て任せてる、そんな男性も少なくありません。
その場合、夫は自分の家の家計が
- 毎月どのくらいのお金を使っていて何に出て行っているのか
- 貯金がどのくらい出来ているのか
を知らないことがあります。
そうなると危機感もなく小遣いは全部自分のもの、使い切って当たり前という感覚になります。
家計がピンチで回っていない、今のままでは貯金が出来ていないのならば家計の状況を数字に出してしっかりと見せて、このままだと数年後に破綻する!と危機感を持たせましょう。
危機感を持てれば小遣いを多少減らしても家計に回してくれやすくなります。
お昼はお弁当を作って持たせる
お昼を外で食べている夫ならば、お弁当を作って持たせるのも一つの手です。
ただ一方的に小遣いを減らしてもらうのではなく、妻側も早起きしてお弁当を作り「私も頑張るからあなたも協力してね」と努力を見せることで夫も少しずつ協力してくれるようになります。
いきなり毎日お弁当となると大変なのであれば、週に2~3日から始めてみるのがいいですね。
冷凍食品も使いつつ手作りのおかずも詰めると愛情も感じられて、夫婦の絆ももっと深くなるかもしれませんよ。
大きな目標を持つ
ただ小遣いを減らして家計に、というなら夫もなかなか納得してくれませんよね。
ならば具体的な目標を決めて、夫にも『協力』してもらうことで夫の意識も高まります。
例えば夫が車好きなら「○年後にあなたが買いたいって言ってた車が買えるように貯金がんばりたいね~」。
マイホームをまだ持っていないならば「子供も大きくなってきて賃貸も手狭になってきたし、そろそろマイホームもほしいね。あなたの書斎もあればいいね。」と、夫にとってもワクワクするような目的を提示してあげると、協力する姿勢を見せてくれるかもしれません。
夫の小遣いの相場はいくら?
2016年サラリーマンのお小遣い調査によると、男性会社員のお小遣い額は37,873円となっています。
年代別に見てみると
- 20代 40,879円
- 30代 36,846円
- 40代 35,671円
- 50代 38,113円
という結果が出ました。
20代は結婚したてでまだ子供がおらず自由に使える金額が大きいので、各年代の中でも一番お小遣いの額が多くなっています。
反対に30代40代は子供が生まれ、住宅ローンを抱えることになるので他の年代よりも少なめなことが読み取れます。
旦那の小遣いを減らすデメリットは?
旦那の小遣いをやみくもに減らすことで実は恐ろしいデメリットもあるんです。
自由に使えるお金が少ないと
- 消費者金融にお金を借りたり
- 借金をしてしまう
なんてことも。
また夫がクレジットカードを持っている場合は、小遣いが少ないと現金を持っていないのでカードで何でも購入して、決済は家計の口座からなんてこともあります。
そうなると結局小遣いを減らした額以上に家計から支払う額が増えるなんて事態にもなりかねません。
仕事をしていると男性は管理職になって部下ができ、お昼を一緒に食べる機会もあります。
そんな時たまには上司としておごってあげることも、仕事を円滑にするコミュニケーションの手段としてあるかもしれません。
家計の管理ももちろん大切ですが、ある程度年齢を重ねた一人の男性として尊重し、小遣いについてもお互いが納得した形を取ることが大切になってきます。
まとめ
- 夫の小遣いを減らすには、家計の状況をしっかりと提示する、お昼ごはんは妻手作りのお弁当を持たせる。
- 将来車を買い替えたり、マイホームを持ったりと夫にとっても楽しみな目標があると協力してもらいやすくなる。
- サラリーマンの平均お小遣い額は37,873円。30代40代は子供がいたり住宅ローンを抱えていたりで他の年代よりも少なくなっている。
- ・旦那の小遣いをやみくもに減らすと、借金やクレジットカードで散在というデメリットも引き起こすことになるかも。
妻が
- 日々食材の買い物で10円20円の節約
- いかに光熱費を減らすか
と頑張っている、夫にも協力してほしいと思いますよね。
私も夫に小遣いを減らしてもらいたくて、最初の頃はストレートに「減らして!」と言ってよくケンカになっていました。
でも夫の社会人としても立場もあるし、ただ言うだけでは納得してもらえなかったので、お弁当を作ったり家計の状況を話すことで夫も少しずつ理解してくれて、協力してくれるようになりました。
夫の小遣いを減らしたいけどどうしたらよいか悩んでる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。