お金の悩み

夫の給料を知らない妻は多い!?その理由と給与を教えてもらうには?

給与

結婚して、夫婦のお財布は妻が握るもの。

そんな前提は最近の共働きの増加に伴って崩れています。

中には、夫の給料を知らない、と言う妻も少なからずいるようです。
 

あなたは夫の給料を知っていますか?

知らないからといって、悩んでいませんか?

夫の給料を知らないのはあなただけではないようです。

時代の変化とともに、人の考え方も変化します。

今回はそんな夫婦のお財布、夫の給料についてのお話です。
 

夫の給料を知らない妻はどのくらいいる?

給与
 
夫の給料を知らない、と言う妻が実は最近増えています。

あるインターネットの調査では過半数ほどの妻が夫の給料を知らない、と答えたアンケートもありました。
 

中でも、割合が高いのは、DINKsと呼ばれるDouble Income No Kids で子供を持たない夫婦の場合。

住居や水光熱費、食費などを合意の上で分担し、趣味などへ使うお金はお互い干渉しない、と言うスタイルをとる夫婦が増えています。
 

また、夫が高収入で生活費を妻に渡すけど、それ以外は夫が管理していて明確な給料については妻は知らない、と言うパターンもあるようです。
 

実際、筆者も結婚時になんとなくの貯金額や収入について夫と話しの中で共有したことはありますが、明確な給料について提示したりしたことはありませんでした。

お互いの収入の割合で生活費の分担を決め、貯金も含めてお互いがお互いの分は担う、と決めました。

(ちなみに家賃や光熱費など固定費は夫負担、食費や日用品費は私が負担しています)

のちに、子どもに恵まれたため、保育園入園など書類作成の段階で夫の給料を知ることにはなりましたが、特別それまで必要性を感じていませんでした。
 

妻が夫の給料を知らない理由

 
まず、知らなくても問題のないケースとしては、「給料を知らなくても生活に支障がない」と言う場合でしょう。

最近の夫婦は考え方も時代の変化によって変わってきています。
 

お互いの給料を把握していなくても、きちんと生活費を合意の上でお互いが負担し、生活が成り立っている場合、残りの給料を把握する必要はないのかもしれません。

ただし、この考え方の場合も、貯金については話し合いを持っておく方が良いでしょう。
 

暗黙の了解で、「お互い貯金はしているだろう」と思っていたら、実はどちらもしていなかった、と言う場合や、どちらかがのみがしていて、いざという時に均衡が崩れる場合などもあります。

給料を明かす必要まではありませんが、生活費とは別に、お互い貯金についても共同で行うなど、将来を見越した経済設計は必要です。
 

一方、問題が生じてくるケースが「夫が故意に給料を隠している」と言うパターンです。

高所得者で生活に問題がないのであれば仕方ないといえば仕方ないのですが、趣味に使うお金を確保するために生活費を負担したくないなど自分勝手な理由であれば問題です。

育児や介護中など、妻が働けないにも関わらず、小額しか生活費として渡さず、妻を困らせるのは経済的DVでもあるので、話し合いを行い、それでも夫が理解を示さなければ専門機関への相談もお勧めします。
 

実際、夫婦別財布でお互いの給料を知らない夫婦が増えているとはいえ、共通財布の夫婦に比べて、別財布の夫婦は家計管理でトラブルが多いことも有名です。

急な出費のとき、どちらがどうやって負担するのか、その都度話し合いが冷静にできる夫婦であり、かつ双方がそれだけの経済的な余裕がある場合でない限り、それ相応のトラブルはあると思いましょう。
 

給与明細を隠す夫から給料を聞き出す方法

話し合う夫婦
 
では、夫の給料を知らない、と言う妻が夫に給料を聞くにはどのような聴き方をすればよいでしょうか。

聞きやすいのは「夫婦の将来を見越したプランを建てたい」と夫に提案する方法です。
 

家を購入したい、という夫婦であれば聞きやすいかと思います。

家を購入する際の

  • ローンや返済プランを考えたい
  • どのような価格帯であれば購入可能か検討したい

などと言って給料を教えてもらいましょう。
 

また、家の購入以外でも、保険の加入なども使えます。

いざという時の医療保険や老後の年金型の保険を考えているけど、お互いの給料について把握しないとどのような保険がいいのかわからない、と伝えてみましょう。

ファイナンシャルプランナーさんや、保険の担当者に、「適切な保険を選ぶためには配偶者の所得を知っておかないといけないと言われた」と言ってみるのもよいでしょう。
 

子どもを持つ予定の夫婦であれば、保育園入園の際に、保育料の計算を収めている税金額から行うため、その時に給料を知ることになります。(筆者はそうでした)

それ以外でも、夫婦は一生を共にするので、お金のことは考えておき、準備するに越したことはないので、将来のための貯金についても含め、話し合いをする機会を持ちましょう。

まとめ

意外と多い、「夫の給料を知らない妻」。

これは、知らなくても生活が成り立っている場合に問題ないため、と言う理由が多いようです。
 

筆者も結婚してしばらく夫の給料は把握しておらず、お互いきちんと生活費を分担していたので支障はありませんでした。

しかし、

  • 子供を出産したことをきっかけに保育園入園で収入の書類が必要になった
  • 将来を見越して保険を考え始めた

などをきっかけにお互いの収入を細かく知り合うことになりました。
 

知らないことで不便がないのであればそのままでもいいと言う考え方はもちろん一つです。

しかし、住宅の購入や保険の加入、子どもを含めた将来設計など、一生を共にする夫婦だからこそ話し合いをしておくべきことはいっぱいあります。
 

給料を把握するしないは夫婦の自由ですが、今後の生活を考えた時、把握しておいた方がスムーズなことも多いのは事実です。

夫婦のタイミングで、必要に合わせて、お互いが合意の上で一緒に家族として暮らしていくために話し合いを持ちましょう。

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