若い頃はあんなにスリムだったのに、今ではお腹ブヨブヨ。
見た目が悪くなっただけでなく健康のことも心配なのに、全然気にする様子もない。
そんな旦那さんに悩んでいる奥さん、けっこう多いと思います。
私の夫は3年程前、ダイエットに成功しました。
結婚前の夫は、週末に飲み会には行くものの平日はご飯をまともに食べることがほとんどなく、健康的とは言えませんが食事量が少なかったようです。
加えて若かったということと休日は仲間とスポーツをしていたこともあり、痩せていました。
それが結婚して私と一緒に住み始めてからは毎日家で夜ご飯をしっかり食べるようになり体重が増えていきました。
それでもしばらくは周りから「幸せ太りね」などと言われて嬉しくて、太ったことも全然気になりませんでした。
ところが数年経つと、よく食べてどんどん太るしビールを飲んですぐに横になるだらしない夫にイライラするようになり、明らかにカッコ悪くなっていくことに嫌悪感を感じるようになりました。
なかなか夫自ら痩せたいという気持ちが芽生えず悩んでいましたが、私から働きかけて、ダイエットさせることができました。
今回は、夫が痩せないのはなぜなのか、夫を痩せさせるスイッチを入れる方法、デブ夫を痩せさせる具体的な方法についてまとめましたので、是非参考にして下さいね。
夫が痩せないのはなぜ?
どうして旦那さんが痩せないのか、理由は分かりますか?
考えられる大きな原因を2つご紹介します。
1.基礎代謝が落ちる
これは恐らく全ての人に関係する問題です。
年齢と共に基礎代謝が落ちていくので、若い頃と同じ食事量、同じ運動量で暮らしていると、必然的に体重が増えてしまいます。
若い頃の体重をキープするためには、意識して摂取カロリーを抑えたり、運動量を増やしていかなければなりません。
2.痩せる理由がない
結婚しているので、カッコよくなって振り向かせたい女性がいるわけでもない。
今現在太っていることで困ることがない。
という風に、あえて苦労してまで痩せる必要がないと感じている旦那さんが多いと思います。
その点美意識や健康意識は男性と比べて女性の方が高い傾向にあるので、奥さんの方が、
- 自分が綺麗でいたい
- カッコいい旦那さんであってほしい
- 夫婦で健康的に年齢を重ねていきたい
という思いは強いと思います。
夫を痩せさせるスイッチを入れる方法
では、太っているにも関わらず痩せる気のない旦那さんに対し、痩せたいというスイッチを入れるにはどうすれば良いのでしょうか。
その方法を紹介します。
1.保健の見直しをする
多少太っていても、少々健康診断の値が悪い程度では「痩せないとまずい」と思う程の危機感を持たせることはできません。
そこでおすすめなのが保険の見直しです。
今は多くの保険会社の保険商品を取り扱っている業者がいくつもあり、保険の無料相談などを行っていますよね。
そこでは、最新の保険について教えてくれますし、より良い保険があれば加入の手続きまでしてくれますので、ダイエットに関係なくともとてもおすすめです。
保険の見直しの素晴らしいところは、保険に入ろうとする時に必要な健康審査があるところです。
悪化している健康診断の結果を大して気にしていなかった私の夫が、尿酸値で引っかかってしまったのです。
まだまだ自分は健康の範囲内だと思っていた夫は、「俺この保険入れないの?」と、ショックを受けた様子でした。
誰でもすぐに見直ししてもらえますので、これが直接痩せるきっかけにはならなくても、ひとまず試してみる価値はあると思います。
2.病気の本を読む
「この本読んでみて!」と言って、病気の本を渡しても、痩せる気のない旦那さんには意味がありません。
例えば
- 尿酸値が高いなら痛風の本
- 血糖値が高いなら糖尿病の本
を奥さんが読むのです。
そして読めと強要するわけではなく、でも旦那さんの目に入るところにそっと置いておき、本気で病気になることを心配しているということを悟ってもらいます。
そうすることで、「痩せないと大変なことになるよ!」とガミガミ言うよりも、じわじわと心に響かせることができます。
3.子供の将来を話題に出す
これはお子さんがいる人に限った方法です。
「あなたが太っていると恥ずかしい」と奥さんの願望を言っても、あまりダメージがないかもしれません。
そこで、まだ成人まで何年もあるお子さんがいる場合、
「パパがあまりにも太っていたら、○○ちゃんが幼稚園(学校)で嫌な思いするだろうね」
「●●君が二十歳になる頃にはあなたは美味しいお酒を飲める身体じゃないかもね」
など、子供のことを思って現状に危機感を持たせるのも一つの手です。
デブ夫を痩せさせる具体的な方法
では、現状太ってしまっている旦那さんを痩せさせるために、具体的にどんな方法があるのでしょうか。
やる気を出してもらうことと並行して、奥さんが旦那さんのためにできる具体的な方法を紹介します。
1.食事を工夫する
ダイエットを食事でサポートするのは、奥さんの腕の見せどころではないでしょうか。
私がインターネットなどで調べて試したものは、
- ご飯に微塵切りにした白滝を混ぜて炊いて、糖質オフ
- 生姜や唐辛子を毎日使って燃焼を上げる
- お味噌汁かスープを作って満腹感を得る
- こんにゃくを使ってボリュームアップ&カロリーダウン
- 材料を大きめに切って歯ごたえを残して、食べごたえアップ
これらの工夫は毎日の料理の中で少し意識するだけでできますし、食べる側にとって苦痛を伴うものではないので、続けやすいです。
また、カップ麺でもデザートでも、今はカロリーオフや糖質制限の物がたくさん販売されていますし、ビールが好きな人は糖質オフに変えてみるだけでも、違いが出てきます。
いきなり、これを食べない、飲まないと決めてしまうとストレスになりますので、少しずつヘルシーな物にシフトしていくと負担が少なく済みます。
2.一緒に頑張る
痩せてほしいと思うからには、奥さんも一緒に頑張る姿勢を見せましょう。
例えば、
- 一緒にジムに通ったり
- ウォーキングやジョギングをしたり
子育てなどで難しい場合は
- 家に置けるトレーニングマシン
- Wiiなどのゲーム
もおすすめです。
一緒に楽しみながら続けることで、ダイエットを辛くないものにします。
3.少しでも成果が出たら褒める
これはとても重要なことです。
ダイエットをしたことがある人なら誰でも知っていることですが、痩せるためには我慢が多く、日々とても辛いものです。
気を抜くといつでも辞めたくなってしまう人もいるでしょう。
そんな時、奥さんが一緒に喜んでくれたら、きっともっとモチベーションアップに繋がります。
少しでも体重が減っていたら、「わぁ、頑張ってるね」
引き締まってきたら、「カッコ良くなってきたね」など、たくさん褒めてあげましょう。
まとめ
夫が痩せないのはなぜなのか、夫を痩せさせるスイッチを入れる方法、デブ夫を痩せさせる具体的な方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
旦那さんにはいつまでもスリムでカッコ良くいてほしい気持ちはもちろん、何より太り過ぎて健康を害してもらっては困りますよね。
私も何度も自分がダイエットをしたことがあるので、太るのは簡単で痩せるのは難しいということをよく知っています。
だからこそ、なるべく辛くないダイエットをサポートができるように努力したいと思いました。
夫の場合は保険の見直しがきっかけになりましたが、人それぞれやる気スイッチは違うところにあると思います。
本気で心配していることを悟ってもらったり、本気で危機感を感じて痩せたいと思えるきっかけを探しながら、旦那さんのダイエットをサポートしてあげて下さいね。