旦那さんの好き嫌いが多いと、毎日の献立に悩みますよね。
メニューのレパートリーを増やしたくてもアレもコレも使えないのでは、色々な食材を使って作ることが難しいです。
私の夫は野菜が好きではありません。
特に人参は全く食べられません。
夫婦2人であればそれほど気にならなくても、栄養面や将来を考えて子供にはまんべんなく色んな食材を食べさせたいと思う人が多いと思います。
今回は、
- 旦那の好き嫌いが多くて献立に困った時の対処法
- 大人の偏食は治すことができるか
- 父親が好き嫌いが多いのは子供に悪影響を及ぼすか
についてまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
旦那の好き嫌いが多くて献立に困った時の対処法
旦那さんの好き嫌いが多くて献立に困った時、まずは献立では何に気をつければいいのでしょうか。
食事の作りにくさは嫌いな食材の種類や数に影響しますが、好き嫌いを克服することより、まずは栄養バランスから献立を考えましょう。
基本的なことですが、主食・主菜・副菜を意識します。
- 主食はご飯、パン、麺類などの炭水化物。
- 主菜は肉・魚・大豆・卵などのタンパク質。
- 副菜は野菜やきのこや海藻類で作られる、主食や主菜で不足するビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源。
献立は主菜、つまりタンパク源から考えることが推奨されています。
ここでもし、魚が嫌いだったり、鶏肉が嫌いだったり、タンパク源で嫌いな食材がある場合は、食べられる食材で摂れば大丈夫です。
タンパク質は組み合わせることで効果がアップするので、メインのおかずに加えて
- ご飯に納豆をかけたり
- ゆで卵をプラスしたり
<li、牛乳を飲んだり
などして、複数摂ることを心がけましょう。
副菜に関しては、例えば私の夫のように人参が苦手な場合は他の野菜で栄養素を摂ればいいと考えます。
トマトやピーマンやほうれん草など、栄養価の高い緑色黄野菜はたくさんあります。
食材にはそれぞれ違った栄養素が含まれているので色々な食材を食べた方がもちろん良いのですが、専門家の意見でも、全部食べられないというわけでないのであれば好き嫌いをそれほど気にすることはないと言われています。
大人の偏食は治すことができる?
大人の偏食は、必ず治るとは言えませんが、絶対治らないということはありません。
大人の偏食は、昔の何かがトラウマになって食べられなくなるということが多いようです。
例えば
- 牡蠣にあったり
- 魚の骨が喉に刺さったり
など嫌な経験があるとその食材を嫌いになってしまいがちです。
トラウマになるような出来事がなかったとしても、子供の頃に食べて美味しくなかったという記憶から、食べず嫌いになってしまった可能性もあります。
好き嫌いを克服する方法は、慣らしていくことです。
その食材の味や匂いが嫌いであれば、濃い味付けで調理してみましょう。
子供と同じでカレーやシチューに入れてみると、食べられることもあります。
食感が嫌いであれば、カラッと揚げてみるといいと思います。
私は子供の頃茄子のムニュっとした食感が苦手だったのですが、天ぷらにしてもらうと食べることができていて、そのうちどんな調理法でも茄子が食べられるようになりました。
さらに私の夫はかぼちゃが苦手ですが天ぷらなら食べられます。
1回試しただけですんなり好きになるとは考えにくいですが、
- 小さく切ったり
- ミキサーにかけてみたり
- 一緒に使う食材を工夫する
などして慣らしていくことで、大人の偏食も克服していける可能性が十分にあります。
また、周りの人が美味しそうに食べている姿を見ると良い印象を与えることができますので、家族も協力しましょう。
父親が好き嫌いが多いのは子供に悪影響?
父親の好き嫌いが子供に影響がないと言い切ることはできません。
それは、
- 父親が嫌いだからという理由でその食材が食卓に登場しなかったり
- 父親が食べないから美味しくないのだという印象を与えたり
などするからです。
父親が嫌いだからいってその食材を食卓から避け続けると、子供が慣れることができず嫌いになってしまう可能性がありますので気を付けましょう。
それでも、給食のある幼稚園や学校であれば、家で食べない食材も給食で慣れていくことができるので、そこまで心配しなくても良いと思います。
でも重要なのは、父親の嫌いな食材に対する姿勢です。
嫌いであっても挑戦する姿を見せれば子供もそれに習って色々な物を食べようとするでしょうし、反対に父親が全く頑張る姿を見せなければ子供もそれでいいんだと思って食べたくない物を食べなくなります。
父親に好き嫌いがあること自体は仕方がありませんが、子供が食材に対する興味や挑戦する気持ちを失わないように、一緒に食事を楽しんでもらいたいです。
旦那さんの方も子供と一緒に新たな気持ちで食べてみると、意外と食べられるものだなという発見があるかもしれません。
まとめ
旦那の好き嫌いが多くて献立に困った時の対処法、
- 大人の偏食は治すことができるか
- 父親が好き嫌いが多いのは子供に悪影響を及ぼすか
について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
気になる旦那さんの好き嫌いですが、何か嫌いな食材があってもそこまで急に治そうとする必要はありません。
その分他の食材でしっかり栄養を摂れるように心掛けば大丈夫です。
私は結婚した頃、野菜をあまり食べたがらず人参を一切食べられない夫のことがとても気がかりでした。
子供と違って大人になると、避けたい食材は自分で避けることができるし、そう簡単に好みを変えることはできません。
でもやっぱり野菜は食べられる方がいいと思ったので、ドレッシングを工夫したり天ぷらにしたりカレーにしたりして、野菜をたくさん食べる習慣を付けるようにしていきました。
人参は未だに食べられませんが、今は、いつか食べられるようになってくれたらいいなという気持ちで週に何回か食卓に登場させています。
ちゃんと食事に出しているお陰か、4歳と1歳の娘は2人とも人参が好きです。
上の子はむしろパパが食べられない人参を自分が食べられることに、優越感を感じているようです。(笑)
父親に好き嫌いがあるからと言って、そのまま子供に悪影響があるとは限りませんので、それほど心配しないでくださいね。
とは言えやっぱり何でも食べられる方が栄養バランスの良い献立を考えるのが楽ですし、何より本人の食事を楽しむ幅が広がります。
是非、旦那さんの好き嫌いが少しでも減っていくように、その食材を除去せずメニューを工夫して、慣れさせていってくださいね。