キッチンでよくみる茶色い小さな虫の正体ってなにかご存知でしょうか?
この記事を書いている私も、調べるまではなんの虫がわからなかったので、認知している人は少ないのではないでしょうか。
今回は、そんな厄介なキッチンの虫の正体をあばいていくとともに、発生源や駆除・対策方法も一緒にご紹介していきたいと思います。
キッチンに大量発生した小さい虫の正体は?どこから湧いてきたの?
キッチンのゴミ箱の周りや、三角コーナーの周りに小さい虫を発見したことはありますか?
実は、この虫「シバンムシ」と呼ばれるやっかいな虫だったのです。
シバンムシなんて初めて聞いたという人も多いでしょう。
この虫の特性を簡単に説明します。
このシバンムシのサイズは、わずか2~3mしかなく、カブトムシのメスをグッと小さくしたような形をしています。
よく出没する場所は、台所や貯蔵庫、本棚の周りといわれています。
シバンムシの幼虫は、乾燥由来のもの(パン、乾麺、小麦粉、ペットフード)を好むことから、キッチンに大量発生してしまうのです。
また、畳やゴザといった乾燥植物でできた加工品も好物としています。
このシバンムシの幼虫を放置してしまうと、一気に成虫が増える危険性があるため、早めの駆除をする必要があります。
キッチンの小さい虫を駆除する方法!
シバンムシを駆除する方法を知らないという方のために、駆除方法と対策を少しご紹介します。
発生源を特定して廃棄する
シバンムシをキッチン、または家の中のどこかで一匹でも見かけたら発生源を探して廃棄することが、一番初めにすべき対策といえるでしょう。
シバンムシは繁殖するのが早いので、放っておくといつの間にか大量発生していたなんてことになり得ます。
一匹でも見つけたら、幼虫や卵がすでにたくさん存在しているということを想定して、食材を廃棄した後も周辺の清掃と除菌をするようにしましょう。
駆除剤を使う
すでに、家の中に大量発生しているという場合は、駆除剤を使うのがいいでしょう。
燻煙剤や、虫をおびき寄せて退治する電撃殺虫剤もあります。
これだと、いっきにまとめて退治することができるのでとても便利ですよ。
オススメの電撃殺虫剤は、「NICOH電撃殺虫器バタン虫」というものです。
虫が大量発生して困っているという人は、ぜひ使ってみてくださいね。
キッチンに小さい虫が湧かないようにする対策法は?
発生源を廃棄したあとは、再び発生させないような対策が必要です。
どんな対策をすればいいのでしょうか。
保存食は容器に保管する
さきほどもいったように、シバンムシは乾麺や小麦粉などを好物とします。
なので、これらのものはしっかりと容器に入れて保管しておきましょう。
ビニール袋などに保存している人もいますが、シバンムシはビニール袋程度であれば食い破って中に侵入してしまいます。
保存する際は、しっかりとした密閉容器に保管することをおすすめします。
食材や食品は早めに使い切る
食べ物をずっと放置してしまうと、シバンムシが大量発生する原因になってしまいます。
できるだけ、食品をまとめ買いせず使い切るということを意識するだけでも、シバンムシを発生させない対策になるのです。
すぐに掃除する癖をつける
キッチンは食べ物のカスや汚れが多い場所でもありますよね。
なので、キッチンはシバンムシの格好のえさ場になっているのです。
少しでも、汚れたらすぐに掃除する癖をつけることで、シバンムシを予防することができるのです。
キッチンだけでなく、家の中は常に清潔にしておくことを心がけましょう。
畳やゴザを日光で日干しにする
シバンムシは、キッチンだけでなく、畳やゴザなどの乾燥植物でできた加工品も好物とします。
発生源は、畳やゴザということも考えられるのです。
なので、畳やゴザが家にあるという場合は、できるだけ日干しにして湿気を取り除くだけでも、効果的なシバンムシ対策になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キッチンにいる虫の正体は「シバンムシ」ということがわかりましたね。
シバンムシは、繁殖率がとても高いので、家で一匹でも見つけた場合はすぐに駆除、そして早めの対策をすることが大切です。
駆除方法としては
- 発生源を特定して廃棄する
- 駆除剤を使う
そして対策方法としては
- 保存容器に保管する
- 食品、食材を早めに使い切る
- すぐに掃除する癖をつける
- 畳やゴザを日干しにする
ということがわかりましたね。
シバンムシを家の中で発生させないためにも、常に清潔に保つことが大切なのです。
家の中を清潔を保つということは、シバンムシ以外の害虫を発生させないための予防にもつながります。
虫を徹底的に排除して、快適な生活を送れるといいですね!
この記事があなたの役に立つことを祈っています。