結婚して何年も経つのに、夫が名前で呼んでくれない!!
彼女とか、奥さんとか、特別な関係になったら、名前で呼ぶのが普通だと思っていたのに( ノД`)
ちょっと調べてみたら、夫から名前で呼ばれてない人、結構いるみたいですね(゚д゚)!
私だけじゃないのはうれしいけど、なおさら、なんとかする方法を知りたい!!
友達だって仲良くなれば名前で呼び合うのに・・・。
一番名前を呼んでほしいのは、夫なのに・・・。
今からでも名前で呼んでもらうには、どうしたらいいのでしょうか(@_@。
夫が名前で呼んでくれないのはなぜ?
好きな人には名前で呼んでほしいという女心。
夫には伝わらないのでしょうか?
気恥ずかしい
もちろん、人にもよりますが・・・、男の人って結構シャイな人が多いんです(;´∀`)
お付き合いしている時、彼女を苗字にさん付けで呼んでいたような男性なら、その可能性は高いかも!
結婚しても、奥さんを「旧姓にさん付け」で呼んでいる人にも会ったことがありますよ(゚д゚)!
そのダンナさんには、奥さんが自分と同じ苗字になったことすら、照れくさいということなのかもしれません。
気持ちは、わからないでもないですよね(^-^)
ただ、このケースでは、旧姓とはいえ、一応個人を表す名称がある分、まだいいんです。
時には、苗字が変わった途端に、「おい」とか「なあ」とか呼び始める人も!!
これは、ちょっと寂しいですよね。
急に亭主関白になったみたいで、心が折れちゃうかも・・・。
実は、うちの両親がこのパターンでした!
私が幼いころ、母がよく「おいって呼ばないでよ!!」と文句を言っていたのを覚えています。
しかし、父の呼び方は一向に変わらず・・・。
そんなわが家に転機が訪れたのは、弟が言葉を覚え始めたころのこと。
ある日、まだ小さな弟が、「おえ~!おえ~!」と繰り返し叫ぶようになったのですΣ(・ω・ノ)ノ!
みんな、何事かとあわてましたよ!
具合が悪いのかと心配したり、ノドに何か詰まったんじゃないかとのぞいてみたり。
けれど、しばらくして。
弟が「おえ~(おい)」と、母を呼んでいるんだとわかったんです!!
「お母さん」じゃなくて、「おい」と覚えてしまったんですね(;^ω^)
笑うに笑えない事態に、母はプンプン!( `―´)ノ
以来、父も頑張って名前で呼ぶようになりました。
だいぶ、照れくさそうでしたけどね(笑)
いまさら変えられない
ある人の呼び名が、自分の中であまりにもしっくりきてしまって、変えてと言われても簡単には変えられないってこともありますよね。
その人のイメージだとか、それまでの思い出だとかがその名前に凝縮されてしまっているような。
たとえば子どもが生まれて、奥さんのことを「ママ」とか「お母さん」とか呼ぶようになったとします。
子どもがいれば、妻であるよりも母である時間がいやおうなしに増える時期もありますよね。
そんな子育てをしているイメージや、家族での思い出があいまって、だんだんと妻を名前で呼ぶことに違和感を覚えるようになってしまうとか・・・(^_^;)
私にも、こんな経験がありました。
小学生の頃、みんなにあだ名ができていく中、ずっと「○○さん」と苗字で呼ばれている女の子がいたんです。
最初は、それ以上踏み込んだらいけないような、そんな雰囲気があったのかもしれません。
私も含めて、何人かでよく遊んだものですが、何年経っても呼び名は「○○さん」のまま。
その内に彼女は、「自分だけみんなの中で浮いているんじゃないか」と本気で悩んでしまいました。
そして、私たちに、こう言ったんです。
―――私も名前で呼んでほしい。
―――それがダメなら、せめてニックネームをつけてほしい。
私たちも努力はしました。
おずおずと名前で呼んでみたり、休み時間に集まって、いいあだ名はないものかと相談もしました。
でも、どれもこれもしっくりきません・・・(・_・;)
結局、「○○さんは私たちにとって大切な友だちで、だからこそ、今まで通り呼ばせてほしい」とみんなでお願にいきました(^-^;
その時のメンバーとは、いまだに連絡を取っていますが、今でも彼女は相変わらず「○○さん」。
すでに結婚して、○○さんではないんですけどね(*^-^*)
一方で、子育てが一段落して、またお互いを名前で呼び始めたご夫婦にも会いました。
ママやパパの役割から解放されて、また個人と個人として相手を見られるようになったからでしょう(´▽`*)
奥さんの方は、自然に「○○君」呼びかけますが、ご主人はまだ照れくさそう(/ω\)
ちょっと、微笑ましいですよね(*´ω`*)
夫から名前で呼んでもらうには?
名前で呼んでほしいと伝える
案外盲点なのが、夫の方では名前で呼んでほしいと思っていることに気付いていないケース!
男の人って、はっきり具体的にお願いしないと、そのままでいいんだろうと思ってしまうみたいです(゚Д゚;)
「そんなの言わなくたってわかるでしょ!!」と思っても、一度試しにお願いしてみてください(^-^)
「なんだ、早く言ってくれればよかったのに」なんてことになるかもしれませんよ?
名前で呼んであげる
名前で呼んでほしい奥さんならば、きっと夫のことも名前で呼んでいるかと思います。
この際、どうして名前で呼んでいるのか伝えてみるのもいいのではないでしょうか?
経験のある人も多いかと思いますが、自分の子どもに名前を付けようと思うと、それはそれは悩みます。
かけがえのない、この世にたった一人の存在だから、考えうる中で一番の名前をあげたい!と思う親心・・・。
名前で呼んでほしい、名前で呼んであげたいという気持ちにもつながっているような気がします。
「私が名前で呼んでいるのは、あなたが世界でたった一人の大切なダンナ様だからだよ!だから、私のことも名前で呼んでほしい」と伝えてみるのはどうでしょう。
すぐに変化があるかどうかは別として、切実な思いは伝わるのではないでしょうか(^-^)
まずは、あだ名で呼んでもらう
名前で呼ぶのが気恥ずかしいダンナさんの場合、少し間にクッションを挟んであげるのも手です!
とは言っても、急にあだ名をつけてと言われてできるような相手ではないでしょうから、少し工夫が必要ですね(^^;)
もし、親をあだ名や愛称で呼ぶのがNGな家庭でなければ、まずはお子さんや同居している家族に呼んでもらうというのはどうでしょうか。
何度も繰り返し耳にしているうちに、つい一緒になって呼び始めるということもあると思います(^-^)
夫婦で名前を呼び合うメリット
名前で呼んでほしいという気持ちには、自分を、
- 世界にただ一人の自分として認めて欲しい
- 大切にしてほしい
という思いが隠れているみたいですね(´▽`*)
「ママ」や「お母さん」、同様に「パパ」や「お父さん」は、家庭内での役割を表しているのに過ぎません。
それでは、あたかも「部長」とか「課長」とか、役職で呼び合うビジネス関係のよう(;´・ω・)
名前とは、その人がこの世に唯一無二の存在であることを示すキーワード。
夫婦が名前で呼び合うことは、お互いが、その人自身を大切にしているという気持ちの表れだと言うこともできるでしょう(^-^)
わが家では、私と夫は、いつの間にかニックネームで呼び合うことが多くなりました。
長い間一緒にいる内に、親にもらった名前とは別に、お互いしっくりくる呼び名ができあがったのです(´▽`*)
一方、子どもはもっと、それぞれの名前が気になるようで、「パパ」「ママ」だけでなく、家族全員を名前で呼ぶ時もあります。
私自身は、父母をお父さん、お母さんと呼び、祖父母をおじいちゃん、おばあちゃんと呼んで育ちました。
そのためか、父母や祖父母に、その役割を離れた個人の時間があるということまでは思いいたらなかったようです(>_<)
でも、うちの子は違います。
誰が教えたわけでもないのに、「ママ」である前に「○○」として、こうしたいんじゃないの?という視点を常に持ってくれている―――。
それが、私には新鮮な親子関係だと感じますし、「私」として嬉しくも思うのです(*´ω`*)
夫婦関系も同じです。
- 夫が私だけを表す言葉で呼んでくれる。
- 夫だけを表す言葉で、私がそれに応える。
そんな関係が、心に安らぎを、落ち着く居場所を与えてくれるのではないでしょうか(*^-^*)
まとめ
夫が妻を名前で呼ばないのは、テレがあったり、呼び名とイメージがかたく結びついてしまっていたりするからではないでしょうか。
具体的にお願いしたら、案外すぐに解決するかもしれません。
シャイなダンナさんには、まず、みんなと一緒にあだ名や愛称で呼んでもらうなど、ちょっとずつハードルを下げていけるといいですね(^-^)
ところで、昔読んだ本にこんな話がありました―――。
ある男性は、いつでも相棒の大きな動物を連れているのですが、彼は決して動物に名前をつけません。
いつも「おい」とか「お前」とか呼ぶのを聞いて、まわりの人たちは、「動物が男性を慕っているほどには、男性は動物を大切に思っていないのだろう」と感じています。
男性自身、なぜ名前を付けないのかと問われれば「名前を付ければ情が移って、死んだとき別れが辛くなるから」と答えます。
ですが、実際の行動はちょっと違います。
たしか、動物が死んでも悲しまなくていいように、名前をつけていないはず・・・。
なのに、動物が危ない目に合えば、男性はいつだって、命がけで助けに行くのです(◎_◎;)
それを見ていた人が、男性に言いました。
「情が移るのがイヤだから名前を付けないなんて、そんなのは照れ隠しのウソだ。」
「名前で呼ぶ必要がないほど、あなたたちは深いところでしっかりつながっているんじゃないか」、と。
さて、あなたの夫は、どうして妻を名前で呼ばないのか―――。
そこに、秘められた温かい思いがあるなら、ちょっと寂しさも和らぐかもしれません。
名前で呼んでくれない理由、聞いてみるのはどうでしょう(*^-^*)
呼び方への不満は、これまでより深く相手のことを知るチャンスかもしれません!
シャイなところ、無口なところも、見方を変えればその人の魅力。
お互いに呼ばれて嬉しい関係が、きっと長く続きますように☆