旦那の留守中、部屋の片隅に置かれた袋の中からのぞいていたものは・・・!!
かつらにスカート、キラキラのブラウスΣ(・ω・ノ)ノ!
え!?
まさか、これ旦那が着るの???
なんで???
旦那の秘密を暴いてしまったようで、妙に胸がドキドキ(◎_◎;)
これ、指摘したら怒り出したりするんだろうか・・・(・_・;)
突然、旦那が隠れて女装をしていると知ってしまったら。
今後も女装はやめられないと言われたら、私、一体どうしたらいいのでしょうか!?
場合によっては、離婚もあり・・・!?
旦那が女装をやめられないのはなぜ?
ある日突然、自分の旦那の女装癖に気がついてしまったら!
それはそれは、びっくりしますよね\(◎o◎)/!
今までのイメージとのギャップに耐えられなくて、「気持ち悪い」と拒絶する人もいます。
また、反対に「おもしろそう」と興味を覚える人もいるでしょう。
でも、性的な服装の錯誤には、何かしら理由があるはず!
何か意見を言う前に、ちょっと考えてみませんか(^-^)
ストレス発散
男性に限らず、毎日の生活の中でストレスに悩まされている人はたくさんいます。
そんな苦しい状況から、自分の心を開放するための手段の一つとして、仕事のない日には普段の自分と全く別のことをしたいという欲求は、女性にも理解できますよね(^o^)
男性の女装には、そういった、「普段の自分とかけ離れた自分になるための行為」としての側面もあるようです。
スーツ姿の自分から極力遠ざかりたいという気持ちが、自分の見た目を男性から切り離すことへとつながっているかもしれません。
女性化・コスプレの趣味
自分を女性化することを楽しんだり、女性キャラクターのコスプレを楽しんだりするタイプの男性もいます。
女性の中にも、カッコイイ男の子キャラのコスプレをする人、多いですよね?
これは、あくまで趣味の範疇です。
理解できるという奥さんも、案外多いかもしれません(*^-^*)
かわいらしい女の子や、ファンタジーなイラストを描いている人が、実は男の人でビックリ!ということもありませんか。
何事も突き詰めてやれば、特技となって、世の中からも一目置かれるようになるものです。
旦那を女装のプロにしよう!ということではありませんが、コスプレもクオリティが上がれば世界に通用する技術になります。
旦那が、
- そこにどの程度のめり込んでいるのか
- これからどうやって生きていきたいのか
一度聞いてみてもいいかもしれません(゚д゚)!
服装倒錯性フェティシズム
女性の服装を自分が身に着けることで、性的興奮を覚えるタイプです。
このタイプは、心は男性のままですし、普通に女性を愛することができます。
妻の理解があれば、普通に性生活も送ることも可能です。
反対に、妻から性癖を拒絶されると、そのことが大きなストレスとなって、
- 精神的なバランスを失ったり
- 落ち込んだり
- 自分を責めたり
することがあります。
また、生まれもった性質のようなものなので、強制的にやめさせたり、周囲のプレッシャーで断念することがあっても、いずれまた始めてしまうことが多いです。
性同一性障害
その人が認識している自分の性と、身体的な性が一致しない状態です。
この状態に苦しんでいる人が、実は日本にもたくさんいたということを、報道などでご存じの人も多いのではないでしょうか?
性同一性障害の旦那が女性の服を着ている場合、それは、女装ではありません!
女性として、ふさわしい服装をしているだけですから、対応を間違えるとひどくその人を傷つけてしまうことになります。
さて、ここで思い出を一つ・・・。
私は、以前紳士服店で働いていたことがあります。
そこへ、いつもご夫婦で来店されるお客様がいました。
ビジネス用のスーツやシャツ、ネクタイなどを主にお求めでしたが、どんな新作を勧められても、ご主人はどことなくつまらなそう・・・。
はたから見ていて、「あまりお買い物が好きではない方なのかな?」と感じることもありました。
それから、数年後。
いつもそのご夫婦を担当していたスタッフのところに、長身の美女がやってきました。
それが、なんと、その時のご主人だったのです。
聞けばその方、昔から自分の性に違和感を感じていたのだとか。
あるとき、自分の心が女性であることを認め、女性として生きる道を選ばれたそうで、その日はとても晴れ晴れとした表情をされていました!
奥様とも話し合って離婚され、なじみの店員にまで、「もうこちらで服を買うことはありません」とあいさつに来た「彼女」は、新しい世界に向かって颯爽と歩き去っていきました・・・!!
旦那の女装癖を知った時の対処法!やめさせるには?
旦那の女装癖、簡単に「これが理由」というところを断定することはできません。
ただ、心が男性であるならば、旦那自身は、家族に隠れて女装を楽しむだけで満足しているのかもしれません。
夫婦だって、ある程度相手に秘密があっても構わないはず。
私たちだって・・・。
すべてをさらけ出してるわけではありませんものね(^u^)
つまり、旦那の女装癖に気付いてしまった時に、そういった趣味嗜好を、妻としてどこまで受け入れられるかだけの問題なんですよね。
あなたなら、どんな対応をするでしょうか?(^-^)
女装の原因がストレスなどの場合
男性としてバリバリ働いている人たちの中にも、こっそり女性用の下着を身につけている人たちが結構いるんだとか。
世の中から求められている自分像とは確実に違う部分を持っていることで、精神的に落ち着くということならば、それはただの精神安定剤。
見た目の違和感から拒否したくなる心の動揺ももちろん理解できますが、私自身は、そんなことで人生が生きやすくなるなら構わないのではないかなと思っています(^O^)
もちろん、この先仕事が変わったり、社会的に求められるものが変わったりしていく中で、そういった欲求が落ち着いてくることもあるでしょう。
やりたいところまで自由にやらせてあげることで、満足して、別のものに興味関心が移ることもあるかもしれません。
もし、旦那に女装をやめてほしいならば、
- ストレスやプレッシャーをかけないように気をつけたり
- 日ごろの感謝を伝えてねぎらってあげたり
などしてはどうでしょうか?
遠回りのようで、案外これが一番の近道かもしれませんよ!?
女装やコスプレの外見を楽しんでいる場合
アニメやマンガ、ゲームなどに多少なりとも興味のある人ならば、この趣味には理解を示せるかもしれません。
大抵の場合、「旦那の女装癖が子どもにばれたらどうしよう!!」というのも大きな悩みですが、しっかり趣味と割り切って、家庭内でだけでもオープンにしてしまえば、家族みんなで楽しんじゃうという方法もありますね!
私の住んでいる地域では、子どもたちのための大規模なハロウィンイベントが開催されます。
その日は主役の子どもだけでなく、付き添いや裏方の大勢の大人たちも全員コスプレがルール!Σ(・ω・ノ)ノ!
初めはおずおず集合する大人たちも、イベントが進むにつれて楽しくなってしまうようで、自分の子どもが付き添いのいらない年齢になっても、気合たっぷりについてくる親御さんがたくさんいます(笑)
たまには、家族で男女を交換してみる、なんていうのもいいんじゃないでしょうか(^-^)
おもしろいだけでなく、日ごろは想像しなかった相手の立場に思いを馳せる、貴重な体験になるかもしれません♪
こういうタイプは、まわりの反応一つで、「変な、気持ち悪い」ではなくて、「楽しい、おもしろい、理解のある」夫、お父さんでいられます。
旦那の趣味に付き合ってあげた後は、他の楽しみにも付き合ってもらいましょうね☆
性的な興奮を覚えるタイプの場合
これはもう、夫婦間のデリケートな問題。
ただ、女装癖を差し引いて考えた時に、旦那に対して愛情を持っているならば、そこはある程度許容してあげられれば・・・と思います。
世の中には、こちらの理解が追い付かないような、いろいろなタイプの人がいますよね。
「相手が靴下を履いてなきゃダメ」とか、相手に要求してくるタイプよりは、考えようによってはずいぶんラクなのでは・・・(^^;)
けれども、反対に妻の方だって、「女装している人とはムリ!!」というケースがあってもおかしくはありません。
お互いに好きな部分があって結婚したわけですから、良い部分にも目を向けつつ、妥協案を探っていけるといいですね♪
旦那が性同一性障害だった場合
旦那が性同一性障害だとわかった場合、本来の心の性を解放してあげないということは、多くの場合相手を苦しめることに他なりません。
今後、
- 婚姻関係を続けたまま、家庭内ではお互いに女性として生きていくのか。
- それとも、婚姻関係を解消して、それぞれの道を生きていくのか。
いろいろなケースが考えられると思います。
一度は共に生きていこうと誓った相手ですもの、この出会いが無意味だったなどということはありえません!
どうぞ前向きに、二人にとって、家族にとってベストな方法を話し合ってくださいね☆
女装癖を理由に離婚できる?
お互いの合意があれば、どんな理由だろうと離婚することはできます。
また、婚姻を継続しがたい重大な事由があると判断されれば、一方が離婚に反対していても、裁判で離婚に持ち込むこともできます。
ただ、相手の女装癖が我慢できないというだけでは、双方の合意がないと難しそうですね。
まとめ
気になる旦那の女装癖、その心の中には、様々な理由があるようです。
気づいた時には、ビックリしてパニックになるかもしれません。
でも、好きなもの、やりたいことは人それぞれ。
少しでも理解できる部分を見つけてから話を始めれば、お互いに居心地のいい決着点が見つけられるかもしれません(^-^)
親戚に、大舞台の衣装制作を仕事にしている人がいました。
その人は男性でしたが、女性用のドレスを作ることも多く、自分が着るコートなどはデパートの婦人服売り場で購入していたそうです。
話し方も尾木ママみたいに優しくて、私も何着か縫ってもらったことがありましたが、その女性らしいラインの取り方は、きっと日ごろから婦人服を研究しているからこそできるんだろうなぁとほれぼれするばかり。
残念ながらもう亡くなってしまいましたが、多くの舞台女優たちから「○○ちゃん」と呼ばれて、愛されていたようです。
いろいろ書いてきましたが、お宅の旦那さんの女装も、もしかしたら、案外仕事がらみかもしれませんよ!?
かくいうわが家でも、旦那が会社のかくし芸のために、女装していたことがありました。
無造作に置かれた袋の中から、女性ものの服が現れた時には、さすがにあんぐりしてしまいましたが・・・(笑)
その後はすべてオープンだったので、むしろ家族の話のネタになっていました。
後日映像を見せてもらったら、(演じている人たちは大変だったのでしょうが)なんだか学園祭みたいで楽しそうでした(´▽`*)
旦那の女装に気がついた時、あせって問い詰めるより、冷静になって聞いてみたら実際は大したことではないかもしれません。
夫婦であれ、家族であれ、相手を思いやる優しさは必要です。
そして、そこにどんな理由があれ、考えようによっては、良い方に物事は進むもの(^-^)
すべての夫婦に、明るい明日が訪れますように・・・!