夫がパチンコにハマって困っているという主婦も少なくありません。
日常生活に支障をきたすほどパチンコにのめりこんでいる人がいたら、
それは「パチンコ依存症」です。
パチンコ依存が原因で家族や本人が壊れてしまう前に、辞めさせる方法をここで知っておきましょう。
パチンコにはまる夫の心理とは?
なぜ人はパチンコにハマってしまうのか、その心理を見ていきましょう。
高揚感があるから
当たった時の高揚感が忘れられなくて、ハマってしまう人がいます。
一度当たっただけで、パチンコは当たるもの、大金を手にできるものと勘違いをしてしまい、負けてもそれがおかしいと思いこんで勝つまで続けてしまいます。
このような人は、パチンコ依存症になりやすく、やめようと思っても、勝った時の記憶から抜け出せずに、なかなかやめられない人が多いのです。
一攫千金を狙っている
パチンコは当たりが出れば、一度に大量のお金を手にすることができます。
当たって大金を手にすることができれば、毎日のつらい仕事もしなくて済むし、一生好きなことをして暮らせますよね。
しかし、サクッとお金もちになれるような虫のいい話はありません。
当たっても、まだまだこんなものじゃないと満足できずに、大金がでるまでやってしまうという人はギャンブル依存症になりやすい人の特徴です。
ストレス解消のため
パチンコをすることがストレス発散方法になっている人もいます。
実際に私の父もパチンコ依存症でしたが、パチンコを打っている間は、日ごろのストレスを忘れられるといっていました。
しかし、ストレスの発散のはずが、負けたことでさらにストレスになるので結局発散していることにはなっていないんですよね。
引き際がわからない
パチンコなどのギャンブルは金銭感覚が狂います。
最初にどれくらいの金額を使おうと決めていたとしても、パチンコをやっているうちにもう一万、もう一万とつぎ込んでしまいます。
そうしていくうちに、引き際がわからなくなり気づいたときには大損をしていたなんてことはパチンコ依存症の人であればよくあることでしょう。
夫にパチンコを辞めさせる方法!
夫にパチンコを辞めてもらいたいと思っている主婦はきっとおおいですよね。
パチンコにつぎ込むお金があるなら、少しでも貯蓄や家計の足しにしたいものです。
そんな無駄遣いを辞めさせるためにも、以下の方法を試してみるといいでしょう。
自覚をもたせる
パチンコがやめられないというのは、立派なギャンブル依存症です。
ギャンブル依存症の怖いところは、本人に自覚がないというところでもあります。
自分で気づくことが依存症を治すことへの第一歩なので、まずは本人に自覚してもらうことが大切です。
強制はしない
パチンコを辞めさせたいと思っても、強制しては逆効果になる場合があります。
パチンコをやめて!といってしまうと、逆にパチンコに行きたくなってしまうものです。
本人にやめようという自覚をもってもらい、その意思を尊重してしばらく見守ってあげるというのも一つの方法です。
新しい趣味をみつける
パチンコ以外でストレスを発散できる新しい趣味を見つけるというのも有効です。
趣味を見つければ、お金の使い道もできますし、さらにはパチンコに行く時間も無くなります。
新たな自分を見つけるいいきっかけにもなりますよ。
パチンコ依存症の夫とは離婚すべき?
パチンコ依存症の夫との離婚を考えているという人もなかにはいますよね。
しかし、結論からいいますと、パチンコなどのギャンブル依存症は法律的に離婚の理由にはできません。
二人の話し合いのなかで合意したのなら離婚することはできますが、もしも相手が拒否した場合、裁判ではなかなか認められるケースが少ないのです。
しかし、なかには例外もあり離婚できるケースもあります。
それは、
- 生活に困っているのに家にお金を入れない
- パチンコで大きな借金を作った
- パチンコを止めようとした妻に暴力を振るった
- パチンコを理由に家事育児に協力しない
これらが当てはまる場合ですと、離婚できる可能性もあります。
離婚を考えているのであれば、プロである弁護士に相談してみるのが一番効率的です。
ひとりで悩まずに、まずは専門的な機関に相談してみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
夫がパチンコにハマる原因とやめさせる方法についてはわかってもらえたでしょうか。
パチンコにはまる原因として挙げられることは
- 高揚感があるから
- 一攫千金を狙っている
- ストレス解消のため
- 引き際がわからない
などが考えられます。
ギャンブル依存症を治すためには、本人の意思が最も大切です。
本人だけでは治せない「病気」でもあるので、家族でサポートしていく必要があります。
大切な家族の絆が壊れてしまう前に、早めの対策をしていきましょう。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。