夫の寝言がうるさくて、なかなか眠りにつけないとストレスを感じているあなた!
ただの寝言だと夫を放っておいてはいませんか?
この寝言、実は病気の前兆だったりもするんです。
どんな病気が考えられるのでしょうか。
今回この記事では、寝言が原因で考えられる病気についてや、対処法についても一緒にまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
夫の寝言の原因は?病気かも!?
夫の寝言をいう原因はいったいなんなのでしょうか。
寝言は
「レム睡眠時にでるもの」
「ノンレム睡眠時にでるもの」
の2つに分けられます。
レム睡眠時にでる寝言
レム睡眠とは、身体は休み、脳が活動している状態のこと。
通常の寝言は、眠りが浅いレム睡眠時にでるものがほとんどで、大きな問題はないとされています。
寝言のパターンとしては
- 朝方など、眠りが浅いときに出やすい
- 夢の内容と関係する寝言が多い
- 奇想天外な寝言が多い
などです。
ノンレム睡眠時に出る寝言
ノンレム睡眠とは、脳も身体も休憩している状態のこと。
ノンレム睡眠時に寝言が出る時は、主にストレスが原因とされています。
ストレスが強い人だと、寝言が感情的になり泣いたり怒ったりしながら寝言を言う人もいます。
寝言のパターンとしては
- 入眠直後、眠りが深い時にでやすい
- 日常生活での出来事に関する寝言が多い
- 怒りや悲しみなど負の感情が寝言に表れやすい
などがあります。
ノンレム睡眠時の寝言は、脳が正常に休めていない場合が多く
「アルツハイマー病」
「うつ病」
といった病気の前兆であるケースもあるので注意が必要です。
また、寝言がいいながら、叩いたり蹴るなどの行動を起こしてしまう人もなかにはいます。
そのような症状がみられる人は真っ先に「レム睡眠行動障害」を疑いましょう。
叩いたり、蹴るなどのほかにこのような症状がみられる場合もあります。
- 起き上がって、他人を殴ったり窓から飛び降りたりする
- 見ている夢と一致した行動をとる
- 起こそうとすると本人は起きる、そして夢の内容を覚えている
- 症状は1回当たり30分以下で終わる
- 一晩に2~3回、症状を繰り返すことがある
この障害は、主に過多なストレスがかかっている人に多く見られます。
レム睡眠行動障害を改善するには、ストレスを上手に解消することがもっとも効果的な方法です。
まずは、重病化してしまう前に、この症状が見られたらはやめに医師に相談してみましょう。
寝言は治すことはできるの?
寝言は自律神経の乱れからも出る場合があります。
自律神経が乱れる事で、睡眠が浅くなりそれが寝言をいってしまう原因になっているのです。
自律神経が乱れると寝言のほかにも
- 寝つきが悪くなる
- 寝ている途中で目が覚める
- 睡眠不足になる
- 日中に倦怠感を感じる
の症状が見れる場合もあります。
寝言を改善するには、「ストレスを軽減すること」が一番です。
生活するうえでストレスをまったく感じないようにするのは、不可能に近いですが軽減するための工夫をすることはできます。
例えば、家庭でできる手軽な対策としては、就寝前にホットミルクを飲むこと。
牛乳には、トリプトファンという必須アミノ酸が含まれており、これが体内に入るとセロトニンという神経伝達物質に合成されます。
このセロトニンが、就寝前の寝つきをよくしてくれ、さらには牛乳に含まれているカルシウムが精神安定効果の働きをしてくれます。
リラックス効果もあるので、ホットミルクを飲むことはストレス軽減になり、また入眠を助けてくれるという効果もあるのでとてもおすすめです。
寝つきが悪い、ストレスを多く感じたと思ったら、ぜひこのホットミルクを試してみてくださいね。
夫の寝言がうるさくて眠れない時の対処法!
寝言がうるさくてなかなか眠りにつけないと困っている人のために対処法をご紹介します。
寝る部屋を別々にする
寝言がうるさくて寝られないという人は、寝室を別々にするのも一つの方法です。
寝言がうるさいことで、パートナーがストレスを感じてしまっては睡眠不足の原因になってしまいます。
睡眠不足になり体調を崩す前に、寝室を別々にしてみましょう。
耳栓をする
寝室を別々できない事情がある人も中に入るはずです。
そんな時は、耳栓に頼りましょう。
この耳栓は夫のいびきで悩んでいる人にもおすすめの商品です。
わたしも、子どものころ父の寝言がうるさくて眠れなかった時、耳栓にはかなり助けれたのを覚えています。
100均にも売っていますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
病院に行くように勧める
前述したように、寝言は病気の可能性も考えられます。
あまりひどい寝言が続くようなら病気の前兆ということも考えられるので、病院に行くように勧めてみましょう。
本人が大丈夫だからとなかなか病院を避ける場合もありますよね。
そんな時は奥さんがこのような病気もあるのだということを教えてあげる事で、本人も事の重大さを理解し、治す努力をしてくれるはずです。
まとめ
いかがでしょうか。
夫の寝言の原因には様々あることがわかりましたね。
寝言には
- レム睡眠時にでるもの
- ノンレム睡眠時にでるもの
の2つに分けられ、レム睡眠時にでるものはあまり問題ありませんが、ノンレム睡眠時にでる寝言の場合には「レム睡眠行動障害」の可能性もあるので注意が必要です。
レム睡眠行動障害は病気ですので、早目の対策をして改善することが大切です。
症状がひどくならないうちに、パートナーも夫の異変に気づいたら早めに教えてあげるようにしましょう。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。