毎年春になると、心の中でむくむくと膨らんでくるママ友問題。
幼稚園の時は、送り迎えやイベントで頻繁に顔を合わせるので、クラスの子の顔と名前、どの子がどのママの子かを覚えるのに一苦労(;´д`)
しかも、みんなの良いところを見つけておかないと、会話のきっかけもつかめないという・・・(^-^;
小学校に入れば、PTA役員や保護者会くらいでしか会わないし、関係が悪くならなければいいかな~と思いきや!
欠席した場合は、「同じクラスの子のお母さんに持ち物を聞いてください」だなんてΣ(・ω・ノ)ノ!
同じ幼稚園出身の子が少なかったので、初めての保護者会からなかなかハードな要求でした・・・。
ママ友との付き合いは、こんな感じで、場合によっては始めるのも大変!
でも、やめたいと思ってやめるのは、きっと、もっと大変ですね(;´∀`)
せっかくお近づきになったはいいけれど、それが負担やストレスになるような関係なら、付き合いをやめたい!
そんな時、どうすれば円満に関係を解消できるのでしょうか??
ママ友付き合いをやめたいと思ったきっかけは?
子ども
ママ友以前に、子ども同士がうまくいかない時もあります。
子ども同士のそりが合わなかったり、一方がもう一方をいじめていたりするときには、親の付き合い方も難しいものがあります。
子ども抜きでも仲良くやっていける相手なら、むしろ子どもたちの関係改善のために協力もできます。
けれど、親同士が深い仲になる以前に、自分の子どもがイヤな目に合されたり、ましてや親がそれに対して真摯に対応してくれなかったりすれば、話は別!!
実は私にも、顔を合わせるだけで、胸がキリキリしてくるような相手がいます。
いえ、その子のママは謝ってくれたんです。
でも、子どものされたことがあまりにもひどいことだったのに、やった本人がいつでも平然としているのが耐えられなくて”(-“”-)”
きっと、その子が本当に悪いことをしたんだと理解するところまでは導いてはくれなかったんだなぁと思うと、なんとも(;一_一)
相手は子どもですから、いくら許せなくても警察に突き出すわけにもいかないですし・・・。
かくなる上は、「うちの子には早く忘れて欲しいと思っている」と伝えたためか、その後は町で会ってもそれとなく気づかないふりをされているようです。
ただ、子どもの方は悪びれもなく寄ってくるので、そのママの努力はあまり功を奏していないのですが(T_T)
話が合わない
話が合わないというのも、長く付き合っていくには大きな障害です。
個人的には、
- どこで見かけても必ず自分の話をし続けている人
- 時間の許す限り自慢話を続けている人
などは、ちょっと苦手です(;´・ω・)
時間はどんどん流れていくのに、何も得るものがない感じ(;´∀`)
ママ「友」というくらいだから、できることなら、一緒にいてお互いに有意義な関係が望ましいと思うのですが、どうでしょうか!?
例えばあなたがお祭好きなら、一緒にお祭を楽しめる人の方がいいでしょうし、映画や読書が趣味なら感想を話し合ったり、作品をすすめ合ったりできる人の方が楽しいでしょう。
気の合うママ友、話の合うママ友なら、その人と過ごす時間は人生をより輝かせてくれます☆
また、幼稚園や学校の情報を、気兼ねなくやり取りできるママ友もありがたい存在です!
入学準備品のこと、役員の仕事のこと、教え方の上手な先生のこと―――。
子どもたちが一生懸命練習していた校内イベントを、
「おたよりには書いてないけど保護者が観に行ってもかまわない」
なんていうレア情報を先輩ママに教えてもらって、カメラ片手に駆けつけたこともありましたっけ(^o^)
金銭感覚が合わない
金銭感覚が合わないお付き合いも、なかなか続くものではありません。
ママ友同士、ランチに行くこともあるでしょう。
お互いに子どもを連れて、お出かけすることも出てくるかもしれません。
あるいは、お互いの子ども同士でのお出かけを許可することもあるかもしれません。
そんなときのちょっとした感覚のズレが、後々大きなミゾになることもありますよね。
例えば、
- 気軽に入れそうなお店に誘ったら、こんな大衆的な店はイヤだと思われてランチに誘われなくなった
- 子どもに持たせるお小遣いの額が違いすぎて、子ども同士で金銭トラブルになった
などです。
反対に、お金の使い方、ものの選び方などに共通点があれば、長く関係を続けやすくもなります♪
陰口やうわさ話がイヤ
これは、ママ友から聞いた話ですが・・・。
引越しをして、ご近所に同じ小学校のママたちが何人もいるのを知り、心強いと喜んでいた矢先のこと。
いつものように、誰からとなく道端に集まっておしゃべりが始まりました。
ところが、その日の話題はある保護者の悪口ばかり。
なんとなく居心地が悪くなり、用事を思い出したと言って、その場を離れたのだそう。
でも、別の日、おしゃべりの輪に入ると、また他の人の悪いうわさが飛び交っていたんだとか(・・;)
そんな風に陰口をたたく仲間には加わりたくないし、参加していない時には自分も同じように悪口を言われているかもしれないと思った彼女は、ほどなくして仕事を見つけ、その輪からフェードアウトしました・・・。
ママ友付き合いを円満にやめる方法!
自分には合わない相手だと思っても、子どものことや、これからのかかわりを考えると、なかなか縁の切りにくいママ友。
円満に距離を取るには、どうしたらいいのでしょうか?
個人的に連絡先を交換しない
そもそも、本当に仲良くできると思えるまでは、できるだけ個人情報をオープンにしないようにした方がいいでしょう。
早まって電話番号などを教えてしまうと、それをきっかけに誘われたり、会う機会が増えたりして関係が深くなり、抜けにくくなることもあります。
会う回数を減らす
頻繁に会っているママ友と距離を置きたいならば、まずは会う回数を減らすことです。
今は、「呼べばいつでも来てくれる、話を聞いてくれる」相手だと思われているのかもしれません。
もしくは、「私のことが好き、私の話を聞くのが好き」なのだと思われているかもしれません。
前述のママ友のように仕事に出たり、習い事に通ったり、ボランティアを始めたり。
あるいは趣味に目覚めたっていいでしょう!
相手に不満があるのではなくて、「あくまでも自己都合で」会う時間が取れなくなるのは仕方のないこと。
頻繁に話を聞いて欲しいタイプのママ友は、しばらく会わずにいると別の人を誘うようになると思いますよ♪
違うタイプの人と付き合う
ママ友にも、グループというか、派閥みたいなものが生まれることがありますね。その時点で、十分面倒くさい!!
でもそれも、子どもが大きくなるにつれて薄れていきますから、ちょっとの辛抱です!
たまたま入ってしまったグループが、どうも自分には合わないと思ったらどうしたらいいでしょうか?
それとなく距離を取りつつ、もっと居心地のいい人たちとのお付き合いを始めましょう(^o^)
元いたグループの人たちも、あの人はあっちのグループなんだな、と思えばわざわざ追いかけてきて連れ戻したりはしないものですよ。
ママ友付き合いをやめると子どもに影響ある?
ところで、親の都合でママ友付き合いをやめることは、子どもたちの関係にも影響するのでしょうか?
相手の性格や考え方にもよりますが、上手に距離をとれないと、自分への不満を、相手の子どもに話されてしまうかもしれません。
子どもは、良くも悪くも、親の考えに影響されやすいものです。
その結果、自分の子どもに対しての偏見やいやがらせなどが始まらないとも限りません。
もちろん、そりが合わないからと言って、自分が子どもにママ友の悪口を聞かせるのもダメですよ(;´∀`)
距離を取りたいときには、相手を責めては逆効果!
たとえ本心でなかったとしても、当たり障りのない理由を用意しましょう!
それが、できる大人のマナーですね♪
また、必要な時には連絡を取れるくらいの距離を保っておければベストです。
なぜなら、今後、子ども同士がもめたりしたときに迅速に対応できますし、役員などで一緒になった際にやり取りが必要な場合も出てくるかもしれないからです。
どんな相手にも、必ずなにかいいところがあるもの。
そして、一度口から出た不満は、どこで誰に伝わるかわかりません(゚д゚)!
距離を置くにしても、自分の子どもには、相手のいいところ、すごいところだけ伝えるようにしましょう!
まとめ
子どもの成長と共に、次々現れるママ友問題!
たまたま、ママ同士として出会っただけ。
合う合わないがあるのは、当たり前ですね(^_^;)
相手と距離を置きたいならば、事を荒立てては逆効果!
距離を取るつもりが、余計に自分に注目されてしまいます!!
相手に不満があるのではなく、都合をつけるのが難しくなったことを理由に、接点を減らしていきましょう。
そうそう、こんな話を読んだことがありました。
それは、「自分が他の人にしてほしいことは、自分から先に提供しましょう」という話です(^-^)
それによれば、自分がまわりに与えたものは、自分に返ってくるのだとか。
- 笑顔を向けて欲しいなら、まず自分がみんなに微笑みかける。
- 情報が欲しいなら、まず自分が相手の役に立つ情報を提供する。
- 自分を認めてほしいなら、まず自分から相手を尊敬する。
すると、あなたに微笑み返してくれる人、「そういえばね・・・」と情報をくれる人、一目置いてくれる人がきっといます!
そういう人と、仲良くすれば、お互いにHAPPYですね(*^-^*)
情けは人のためならずと言いますが、現状として合わない相手でも、きちんと相手を敬った態度を取ることは、いずれ何らかの形で自分に返ってくるものです!
私にも、子どものおかげでいくつも素敵なご縁が増えました!
- 一年に一回しか会わなくても、すぐに話が弾む人。
- 貴重な仕事のお休みに、会いたいと誘ってくれる人。
- 子どもの不調で悩んでいた時、心を軽くしてくれた人。
ママ友の世界は、決して大変なことばかりではありません!
東日本大震災が起こった翌日、母が連絡を取っていたのは、二十年以上前にお隣に住んでいたママ友でしたΣ(・ω・ノ)ノ!
子ども同士は、もう相手のニックネームほどしか思い出せない間柄ですが、お母さん同士のご縁はずっと続いていたのだと知って、感慨深いものがありました。
海辺のそのお宅は、震源からはずいぶん離れていたのですが、すぐ近くまで津波が押し寄せて破壊された家屋もたくさんあったとか。
駆けつけられなくても、物資を届けられなくても、心を寄せてくれる人がいるというのは、きっと力になったのではないでしょうか。
ずいぶん長いこと、二人の電話はつながったままでした。
今、ママ友との関係に悩んでいる人にも、きっと一生ものの出会いがあるでしょう。
素敵なママ友を作るために、まずは自分が素敵な人になりたいですね♪