ご近所さんの悩み

隣の人がずっと見てるようで怖い!隣人を監視する人の心理と対処法!

家

隣の人が、いつもこっちを見ているような気がする・・・!!(; ・`д・´)
 

散歩するようなふりをして、毎日のように庭の中を覗き込んでくる。

垣根のすき間から、庭に面した窓から、ふと気がつくとこっちを見ている視線に気づく――—。
 

私の家の故障には、誰よりも先に気づいて小言を言う。

うちの車のナンバーを暗記されている―――Σ(・ω・ノ)ノ!
 

これ、全部本当にあった話です。

隣の人に、自分の生活をチェックされているなんて怖すぎますよね!?(´゚д゚`;

次第に窓もカーテンも開けられなくなり、外に出るのも、家に帰るのも憂鬱でたまらなくなりました。
 

隣の人をずっと見てるなんて、一体どういうつもりなんでしょう!

そんな隣人に当たってしまったら、どうしたらいいのでしょうか??
 

隣人をずっと見ている人の心理とは?

覗く
 

暇つぶし

リタイア後の人、無職の人など、時間はあり余っているのに、特にやることがないという人たち。

退屈な毎日に、何か刺激になるものを探しているうちに、あなたに目が留まったということです。
 

はじめは悪気のない人間観察のつもりだったかもしれませんが、だんだんといろいろなことがわかってくると、さながら研究者のようにやめられなくなってしまうことも。
 

個人的な興味

最初になにか、隣の人の興味をひいたり、気に障ったりすることがあったのかもしれません。

  • ちょっと目立つ格好をしていた
  • 見た目が好みだった
  • 年代が離れすぎていて理解に苦しんだ

など・・・。
 

私の場合は、賃貸で借りた家の大家さんが、夫の親戚だったということでした。

もともとそこは、大家さんが住んでいた家で、隣の人のことも「すごく良い人だから」としつこいくらいに聞かされていたのです。
 

私たちは正規の賃料を支払っていましたが、ご近所ではなぜか、無料で住まわせてもらっているらしいと噂されていました。

庭には大家さんお気に入りの木々が植えてあり、これも手入れは自分でしたいからと言われ、留守中に大家さん夫妻が時々手入れに入っていました。

そうしたことが重なって、「無料で住まわせてもらっている上に、庭の手入れまでさせている!」といういわれのない反感を買っていたようなのです・・・(-_-;)
 

隣の人はリタイアしたばかりで、時間だけはたくさんあるような人でした。

次第に私たちのあら探しでもするように、家の周りをウロウロと覗き回るようになりました(>_<)
 

幸福感が足りない

今の自分に心から満足できていないために、他人を監視しているというケースもあります。

自分よりも格下の誰かと比較して、安心したいのかもしれません。
 

自尊心が強い

他人を自分の思い通りに動かしたいと思っているタイプにとって、目につく人、鼻につく人は見過ごせない対象です。

ついつい監視しては、自分の考えとは裏腹な行動に腹を立てたり、小言を言ったりと絡んでくることも。
 

ある程度高い地位を得れば落ち着く可能性もありますが、ワンマンなので自治会長とかになられても困っちゃうタイプです(-_-;)
 

自信がない

自分に自信がなく、いつも不安を抱えているために、相手を監視している場合もあります。

もともと、あるいは強いストレスなどで刺激に敏感になっている人もいて、壁越しの決して大きくはない物音にも、イライラを募らせているかもしれません。
 

私の知り合いもそうでした。

新しい家に引っ越したら、隣の人の声が一日中気になって気になって、もう気が狂いそうだというのです!

実際におじゃましてみましたが、よほど耳をそばだてていないと、私には聞こえませんでした。
 

その人は元々音に敏感で、更に引っ越しに伴う疲れやストレスも相当たまっていたみたいでした。

もしかしたら、あまりに気にしすぎて、そのうちの何回かは幻聴だった・・・ということもあったかもしれません。
 

こういう場合、監視している側とされている側、どちらにも被害者の側面があり、なんとも難しい問題ですね。

ただ、常識の範囲内で生活していたとしても、まわりがそう受け止めているとは限らないということは、覚えておいて損はないでしょう。
 

隣人に監視されていると感じた時の対処法!

相談
 

身近な人に相談する

まず、「自分一人で対処しなければならない」という考えを捨てましょう
 

世の中には、常識の通用しない人もいます。

自分の欲求が、抑えられないタイプの人もいます。

監視してくる隣人が、万一そういうキケンな相手だった場合、対応を誤れば何をされるかわかりません(>_<)
 

家族や信頼できる友人などに相談して、冷静さを取り戻すことが大切です!

家族や友人がいくらあなたの味方でも、直接問題を解決するのは難しいかもしれません。

けれども、「一人きりで戦わなくていい」というのは、とても心強い支えになるはずです(*^_^*)
 

記録をつける

監視されていることに気付いた

  • 日時
  • 場所
  • 相手の行動

などを記録しておくようにしましょう。

今後、もし警察に相談しようと思っても、相手が実力行使してこない限り、警察はなかなか動いてくれません。

記録をつけておけば、監視されている、嫌がらせを受けていると訴えるための材料になります。
 

弁護士に相談する場合なども、こうした記録を残しておけば、スムーズに状況を伝えられますね。
 

無視する

相手が、ただただ見てくるタイプの場合。

気分は良くありませんが、「無視する、気にしない」という対処法もあります。
 

相手は、あなたの生活ぶりを探ろうとしているのではなく、あなたの反応を見て何らかの満足感を得ているのかもしれません。
 

生活パターンを変える

四六時中監視されているとすれば、あなたの行動パターンは既に知られていることでしょう。

うっかり鉢合わせて、イヤな思いをしたり怖い目に合ったりするのは、絶対に避けたいところ。
 

正直、家に帰る足取りも重くなりますが、買い物や出勤の時間を日によってばらばらにし、パターン化しないことも逃げ道の一つです。

ただ、隣の人が無職で一日中あなたの観察に時間を費やせるとなると、あまり効果はないかもしれません。
 

ご近所さんと交流を持つ

ぜひ、ご近所さんとの交流を深めておきましょう!

他にも、同じような被害にあっている人がいる可能性もあります。

また、住んでいる地域に知り合いが増えるほど、自治会長などへの相談もしやすくなるでしょう。
 

折り合いの悪い相手に、直接文句を言うのは賢いやり方ではありません。

上手に間に入ってくれる人が見つかれば、とても心強いですよね(^-^)

中には、何か誤解があっただけで、話し合いで解決できるケースもあるかもしれません。
 

学校に相談する

一人
で登下校する子どもがいるような場合には、学校にも状況を伝えてみましょう。

  • 集団下校を促してもらえたり
  • 近くに見守りのポイントを作ってもらえたり

などするかもしれません。
 

また、不審者や犯罪防止の対策として、自治会や交番の見回りコースに組み込んでもらうよう働きかけることもできます。

どこにお願いすれば良いかわからない時は、一度、市役所などに相談してみてもいいでしょう。
 

弁護士に相談する

個人の力ではどうしようもないと思ったら、弁護士に相談するという方法もあります。

市の広報などを見てみると、無料相談会などを行っているところもありますよね。

自体が深刻になる前に、対応を相談してみるのもいいかもしれません。
 

警察に相談する

監視程度ではなかなか動いてくれないと言われる警察ですが、近年ストーカー防止条例などを整備している自治体も増えています。

注意など、してもらえるかもしれません。
 

ただし、警察沙汰にすることで、隣の人から逆恨みされる恐れもあります。

相手の意図がわからない状況では、特に注意が必要です。
 

隣人の監視が止まらない時は訴えることができる?

引越し
 
裁判に持ち込むというよりは、裁判所で調停をしてもらうという方向に進むことが多いようです。

調停とは、裁判所の調停委員を仲立ちにして、当事者同士が間接的に話し合い、落としどころを見つけていく作業です。

裁判と違って非公開ですし、裁判官に判決を決められるわけではないので、裁判よりもハードルが低いのが特徴です。
 

また、当人同士の話し合いでは、その時は「もうしません」と言ったとしても、約束を破ったからといって罰を受けることもありません。

その点、調停ならば、約束した内容を裁判所が調停調書に残しているので、法的な効力が発生します。
 

引っ越しをする

隣の人との関係に延々と悩むよりは、この際引っ越しをしてすっきりしてしまうという方法もあります。
 

私もその後、契約期間が切れて別のところに引っ越しました。

窓を開けて、おひさまの光を目いっぱい浴びられる暮らしはとても気持ちがいいですね(*^_^*)
 

まとめ

隣の人を監視してくる人にも、いろいろ理由があるようです。

それが、こちらに対する興味であれ、敵意であれ、不安であれ、居心地の悪い思いをさせられるのはたまりませんね(>_<)
 

隣人からの監視に気がついたら、まずは身近な人に相談しましょう。

ご近所に親しい人を増やしていくことも、有効な対策になります。
 

イヤだからといって責めるだけでは、なかなか問題は解決しないものです。

まわりの意見を聞いたり、ときには専門家に相談することで、解決の糸口を見つけていきましょう!
 

私の場合、自治会の役員が回ってきたのが一つの転機だったかもしれません。

最初の内は、「年の近い人はいないし、みんなあの噂のせいで私には否定的なんだろう」と卑屈に考える日もありました。
 

でも、役割上、近所の人たちと会話をする機会も増えたため、(どこまで信じてもらえたかはわかりませんが)何人かには自分で間違った噂を否定することもできました。

自分の仕事が休みの日でも、役員の用事で家を出なければならず、おかげで少しずつ明るい世界に気持ちが戻ってこられた部分もあったように思います。
 

隣の人に対して、一度「怖い!」と思ってしまうと、一人で立ち向かうのは勇気がいります。

まして、連日監視が続けば精神的にも参ってしまうのは当然です!
 

引きこもって小さくなって暮らすより、外に出ていった方が道は開けますよ(^-^)

いろいろまぁるく収まって、一日も早く、心やすらかに暮らせますように☆

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