念願だったマイホーム一戸建てを購入してもうすぐ新生活が始まる!
でもこれから一生住むかもしれないマイホーム、ご近所付き合いはやっぱり大変なのかな?
マンションとは違って戸建ての場合、子どもが家の前で遊んだり車の出入りを気にしたりと何かと気をつかうことも多そう・・・。
ご近所付き合いのことを考えると、せっかくのマイホームなのに何だか憂鬱になってきた、そう感じたことはありませんか?
一戸建ての場合ご近所付き合いは大変なのか、上手に付き合う方法やどんなトラブルが想定できるのかを調べてみました。
一戸建ての近所付き合いは大変なの?
新築一戸建てを購入して引越しをした場合、どんなストレスが増えたのかを調べてみました。
その結果以下のようになりました。
- 1位 近所付き合い・・・・36%
- 2位 掃除が大変・・・・・24%
- 3位 ローンがきつい・・・25%
1位がご近所付き合いで40%近くを占めていることがわかります。
ご近所付き合いのどんなところが大変かは次の理由が挙げられました。
- 近所に我が家と同年代の子どもがいると、関係を悪くしたくないので特に気をつかう。
- 新興住宅地だと同じような年代層の家族構成が多いので、近所付き合いも親密になりがち。休みの日には集まって庭でBBQをしたり、家族ぐるみのお付き合いが多くなるのでしんどい。
- マイホームだと簡単に引越すこともできないので、近所に苦手な人がいても話を合わさないといけないのでストレスがたまる。
- 町内会の加入が必須な地域で、行事に参加したり地域役員にならないといけなかったりで、賃貸の時にはなかった苦労が増えた。
など、子どもがいると特に親密になりがちなのが一戸建てのご近所付き合いのようです。
でもこの先何十年も続くご近所さんとの関係・・・出来ることなら上手に付き合っていきたいですよね。
ではどうすればご近所さんと良い関係を築けるのでしょうか?
その方法を次にまとめてみました。
一戸建てでご近所と上手に付き合うには?
深入りは避ける。でも挨拶はしっかりと!
同じ地区に住んでいるからといっても、年代も家族構成もみんなバラバラ。
ご近所付き合いも親密にしたいか、それともあっさりでいいのかは人によって違います。
なので外でご近所さんに会ったときには挨拶程度に留めておきましょう。
笑顔で「おはようございます」「こんにちは」としっかり挨拶をしておけば悪い印象は与えません。
子どもつながりで話すことが増えて外で立ち話するようになった、なんてことはもちろんあります。
ただし注意が必要なのは相手のプライベートなことを根掘り葉掘り聞かないようにすること。
親しくなってくるともっと話したいと聞きすぎてしまい、相手からは「詮索された?」と思われる可能性が。
なので会話の内容は学校や園のこと、ニュースやお天気といったあたりさわりのない内容に留めておきましょう。
騒音やゴミ出しなど生活マナーを守る
せっかくのマイホームなのだから、子どもを家の中でものびのび育てたい!と思うママも多いはず。
でもそれは田舎の戸建てで隣の家と距離がある場合にはいいのですが、都市部だと住宅が密接して建っている場合がほとんど。
夜遅くまで子どもの騒がしい声がしたり飛び跳ねたりすると騒音トラブルにもなりかねないので、朝早くと夜遅くは静かにする、大きな声を出さないなど周りの家のことを考えて生活することが大切です。
またゴミ出しも地域によってルールが異なり、分別の仕方や前日から出してよいのか、それとも当日のみで朝は何時から出せるのかなど決まりがあるので、お住まいの地域のルールを確認してしっかり守るようにしましょう。
一戸建てで起こりがちなご近所トラブル!
それでは一戸建てのご近所付き合いで実際にどんなトラブルが起きているのでしょうか?
子どもの騒音で苦情が・・・
マイホームの場所が小規模分譲地のような袋小路になっているところだと、車がほとんど来ないので家の前で子どもを遊ばせるご家庭も多いのではないでしょうか。
でも実はこれ、ご近所トラブルの元になりやすいのです。
子どもの声は大人よりも高いのでちょっと大きな声を出しただけでよく響き、頻繁に声が聞こえると「うるさい!」と思う住人もいます。
家の前で遊んでくれると目が届きやすく親も安心ですが、やはりご近所さんのことを考えると公園で遊ぶのがベター。
子どもが家の前で遊びたがるようなら、夕方に習い事や買い物などの用事を入れて忙しくするのも一つの手です。
庭の木が伸びすぎて知らず知らずのうちに隣の庭へ
マイホームを購入して庭があると、ガーデニングをしたり好きな種類の木を植えたりと夢がふくらみますよね。
しかし密接して建っている住宅の場合、お隣のフェンスと塀一枚へだてているだけなので、植えた木が伸びすぎてお隣の庭に入ってしまうとトラブルになる可能性があります。
雑草も抜くのが面倒だからとボーボーになるまで放置していると、虫もわくしフェンスの隙間からはみ出してしまったりと嫌がられる原因に。
そうなる前にきちんと庭の手入れをして、草木がお隣の敷地に入っていないかこまめにチェックするようにしましょう。
まとめ
- 新築一戸建てを購入した人の約4割は「ご近所付き合いが大変」と感じている。
- 戸建ての場合、近所付き合いが密接になりがちなので、深入りはせず挨拶はしっかりして上手に付き合っていくのがよい。
- 騒音や生活マナーなど、周りの人のことも考えて暮らしていくとトラブルは起きにくいので気をつけることが大切。
我が家も「ご近所さんとの関係こじれたら嫌だな、どうしたらいいんだろう」と必要以上に構えていましたが、これらの方法でご近所付き合いを上手にやっていくことができています。
面倒だなと感じることもあるけど、災害時など困ったときに頼りになるのがご近所さん。
普段から気持ちのよい関係を築いていると、いざという時にお互い様と助け合える心強い味方になってくれますよ。