幼いころの私は、いつからか「おばあちゃんはいつも60歳」と思い込んでいました。
自分は毎年、お誕生日が来るたびに年を重ねているのに、おかしな話ですね(;´∀`)
実際に私のおばあちゃんが何歳だったのかは定かではありませんが・・・。
ところが!
世の中には60歳どころか、お母さんと間違われるような若々しいばぁばたちがたくさんいますよね(゚д゚)!
みんな、いったい何歳くらいでばぁばデビューしているんでしょう!?
結婚できる年齢から考えると、40歳でも可能性は十分(◎_◎;)
私も年齢的には既にOKですが、家や子どもにお金がかかっている現状を考えると・・・。
うーん、40代で孫が生まれるのは、ちょっと早いような気も??(^^;)
もちろん、事情は人それぞれ。
実際のところは、どうなのでしょう?
40代で孫が生まれるのは早い?孫ができる平均年齢!
40代で孫が生まれるのは、日本の平均年齢と比べて、早いのでしょうか!?
国土交通省のオープンデータによると、初孫誕生の平均年齢は以下のようになっています。
- 2003年・・・女性61.0歳、男性62.8歳
- 1990年・・・女性57.6歳、男性60.1歳
- 1955年・・・女性53.8歳、男性56.6歳
- 18世紀(江戸時代)・・・女性51.8歳、男性57.6歳
平均寿命も延び、晩婚化・高齢出産も増えている現代。
ですが、江戸時代までさかのぼっても、初孫が生まれる平均年齢は50代なんですね\(◎o◎)/!
ちょっと意外でした!!
40代で孫ができると経済面が大変?
40代といえば、まだまだ自分の子育てが終わらない家庭も多いのではないでしょうか。
子育てと老後費用だけでも心配な世の中、孫のお祝い行事が続けば、やはり痛い出費になりそうです(;´・ω・)
おじいちゃん、おばあちゃんの定年まで時間的な余裕はありますが・・・。
だからといって、孫のために急に収入が増やせるとも限りません。
私の知り合いにも、40歳そこそこで孫数人に恵まれた人がいます。
しかも、娘さんが初孫を妊娠中、そのお母さんも末子を妊娠中という、込み入った状況。
初産だし、出産前は実家でゆっくり、のんびり過ごさせてあげたかったようですが、身重の体で下の子を育てながらではやっぱり難しかったみたいです(^^;)
また、子ども夫婦が若ければ、それだけ妊娠・出産や子育てにかかる費用を計画的に用意している可能性は低くなります。
通常のお祝いとは別に、
- 生活費のサポート
- 住む場所の提供
などが必要になる場合も!
夫婦二人なら、「力を合わせてなんとかやってみろ」と応援するだけでもいいかもしれませんが、さすがに赤ちゃん連れではなかなか放ってはおけませんよね(;^ω^)
では、ここで孫にお金がかかる行事をチェックしてみましょう!
金額には地域差や宗教による違い、また各家各家族の考え方によって大きなばらつきがあります。
相手方の家とあまり差があるのも、後にいさかいのタネになりますので、それとなく事前に確認するのがオススメです。
孫にまつわる行事
出産祝い
出産って、思いのほかお金がかかるんですよね(T_T)
私にも、産院によってかかる費用が10倍近く違うことを全く知らず、助成金をもらってもだいぶマイナスになってしまった苦すぎる経験があります・・・(涙)
また、
- 紙おむつ
- ベッドなどの赤ちゃん用品
- 妊産婦用品
はもちろん、体調がもとに戻るまで家事を手抜きするためにも、普段より割増しでお金がかかるもの。
出産祝いは、本当にありがたかったです
お七夜
命名書に名前を書いて、お祝いします。
記念写真を撮ったり、みんなでお祝いの食事をする家も多いようです(^-^)
初宮参り(お宮参り)
赤ちゃんを連れて、初めて神社にお参りします。
おじいちゃんおばあちゃん、お元気ならひいおじいちゃんひいおばあちゃんも、親戚も集まって、家族総出でお祝いすることもありますね!
いろいろと作法もあるのでしょうが、わが家では赤ちゃんにかけるお祝いの着物の件で、さっそく両家の関係にヒビが・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
初孫ということもあって、どちらも「うちが、うちが!」という気持ちをもってくれていたようで(^^;)
嬉しい反面、育児で疲れ切った私には、心底しんどい時期の始まりでした・・・。
孫は、お金のかかる存在ですが、自分がおばあちゃんになるときには、出し方や出すタイミングをよく見極めないとなぁと思うばかりです(^_^;)
お参りと合わせて、
- 写真館に記念撮影
- 大勢で食事
などに行けばその費用もかさんできます。
比較的大きなイベントなので、誰がどのくらい出すのか、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に計画するおうちもありそうですね(^-^)
お食い初め
自宅で済ませる人もいますが、料亭などでお食い初めプランを用意しているところもあります。
大勢集まってお祝いするならば、スペースの問題も出てきますので、お店でということもあるでしょう。
私は自分でお膳を用意して、家族3人で行いました。
当時はお店でお食い初めという発想はなかったのですが、飲食店で働くようになって、想像以上にお食い初めの予約が入っていることに驚きました!
通常のお祝いならば、コース料理を提供するだけですが、お食い初めのお客様にはお祝いのドリンクサービスや写真撮影などもしています。
赤ちゃんの行事は、最初の一年にギュギュっと凝縮されているため、その度に新米のパパやママがお祝い計画を立てるのは大変です。
お食い初めプランもお店によっていろいろですから、予算に合わせて「こんなのもあったよ~」とプレッシャーにならない程度に情報提供してあげたら、結構喜ばれるかもしれませんね。
初節句
- ひな人形
- 五月人形
- 鯉のぼり
などをお孫さんにプレゼントするケースも多いでしょう。
これも、わが家では、どちらが買うかで水面下の争いが(;´Д`)
それぞれの実家が、同じ地域の出身でもありません。
一方は、「お雛様は母方の親が買うものだ!」と主張し、他方は「初孫のお祝いなのだから父方の親が買うものだ!」と譲りません。
個人的には、「もう、私が手作りするからいいよ・・・」と言いたいくらいでした(-_-;)
確かに、お雛様を大人になっても大切に飾っている方々もいます。
孫の一生ものと思えばこそでしょうし、かわいいお雛様、かっこいい五月人形を選んであげたい気持ちもわかります。
ただ、実際には飾るスペースの問題などもありますから、まわりがあまり先走らないことも大切です(^o^)
誕生日
初めてのお誕生日のお祝いは、やはりみんなで!というお宅も多いよう。
一年経ってみて、お祝いごとの数も相当ですが、振り返るとお祝い以外の出費もかなりの額になっているかもしれません。
例えば、何度も集まっているうちに、交通費が重い負担になってくるケースもあります。
- お祝いのために衣服を新調したり
- 孫に会えると思えばお土産代をはずんだり
ということもあるでしょう。
孫にまつわる出費は、まだまだ続きます。
後で困らないように、計画的にいきたいところです(。-`ω-)
クリスマス
誕生日と同様、毎年やってくるクリスマス。
高価なものである必要はありませんが、孫のためにプレゼントやケーキなどを用意するお宅も多いでしょう。
入園、入学など
働くママが増えていることから、1歳を迎える前に保育園に預けられる子も増えています。
幼稚園に入れば、運動会やお遊戯会などに呼ばれることも!
うちの子の幼稚園では、毎年秋におじいちゃんおばあちゃんを招待して出し物をしたり、一緒に遊んだりするイベントがありました。
実家が県外だったので、誰も来られない時には私が代わりに出席しました。
けれど参加者の話を聞くと、日本を半分くらい縦断して、イベントの度に駆けつけているおばあちゃんたちもちらほら!!(◎_◎;)
孫との絆(きずな)に、物理的な距離は関係ないようです。
お金の問題もさることながら、元気でいてあげることが、孫や子どもへの一番の愛情表現かもしれませんね(*^-^*)
早くに孫を持つメリットは?
早く孫を持つと、「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれてイヤだ!なんて話も聞きますが、それだけではありません!
少なからずメリットもあるんですよ♪
体力・気力がある
産後のサポートから、様々なイベント事にも体力は必須です!
歩けるようになれば、一緒に公園に行ったりするのも楽しいですよね♪
まだ安全かキケンかの判断ができないうちは、駆け回る孫についていけないと、ちょっと預かるというのも不安になってしまいます。
こちらが気を張っていないと、手を離した途端スーパーの棚に視界を阻まれてあっという間に迷子になってしまうことだって日常茶飯事です(゚д゚)!
その点、若い時にできた孫ならば、ちょっと有利(*‘∀‘)
一日中歩き回る遊園地だって、目いっぱい一緒に楽しめちゃいますよ☆
長く成長を見られる
孫ができると、「自分はいつまでこの子の成長を見ていられるだろう・・・」と考え始める人も多いようです。
成人するまでは・・・。
結婚するまでは・・・。
ひ孫の顔を見るまでは・・・。
と、夢は尽きません(*^-^*)
スタートが早ければ、それだけ長く孫と一緒に過ごせる可能性も大幅アップ!
それだけ、人生が豊かになったと思いませんか(*‘∀‘)
先を見据えてライフプランが立てられる
定年間近で孫に恵まれた人よりも、その後の人生計画を立て直しやすい、というメリットもあります。
孫にお金がかかるとはいっても、まだまだ稼ぐ手段もあります。
また、子どもの手が離れたら、老後資金とは別に、孫のために貯蓄をしておきたいと思う人もいるでしょう。
実際に孫ができるかどうかもわからない状況では手をつけにくい分野ですが、早い内に可愛さを知っている分、これからどのように孫に関わっていきたいかを具体的に考えるゆとりがあるのはうれしいことですね(*^-^*)
まとめ
40代で孫ができるのは、平均と比べると少々早め。
お祝いごとが続き、経済的に負担の増える時期もあるでしょう。
けれど、早いには早いなりのメリットもあります!!
ぜひ、その若さを生かして、孫との時間を存分に楽しんでくださいね♪
おかげさまで、うちのおじいちゃんおばあちゃん達も、今は平穏を取り戻しています(;´∀`)
みんな揃って、孫の笑顔にはかないません。
40以上の年の差を飛び越えて、こんなにお互いを必要とする関係は本当に貴重ですね!
年齢や経済的な不安よりも、きっとワクワクがいっぱいな毎日が訪れるはずです(*^_^*)
Let’s enjoy!!